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桑田「おりゃあ！」
「もっと頑張って！火をおこして！」
木部「先輩、意外に鬼っすね...」
「ん？なんか言った？」
"いやなんにもないっす！"と言って赤髪でポンパドールをしている木部くんはすぐさま作業に戻った。
「バーベキューもいいね！」
裕人「本当、行事ごと好きだよな」
蓮「昔からだよね」
「こういうのは心から楽しまないと！」
"ほんと餓鬼くせえ"なんていう裕人を無視して、
切った野菜を涼子ちゃんに届ける。
「...あれ？井川くんは？」
涼子「..あー、見てないなあ。さっきのこともあるしどっか行ってんじゃない？」
「そっか...、」
先生が提案した"パートの入れ替え"
裕人、安保くん、蓮が各楽器のファーストになった。
サックスを担当している井川くんにとってそれは納得がいかなかったみたいで。
終始、顔をしかめていた。
なんか心配かも...、
「蓮、私ちょっと井川くん探してくる」
蓮「..うん、わかった。いってらっしゃい」
蓮の言葉に頷いて、森の奥へ続く道へと走った。
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裕人「いいのかよ、行かせて」
蓮「え？」
裕人「井川に取られっぞ」
蓮「...裕人そんなこと言うんだ、」
安保「青島なんかかっけえ！」
桑田「...井川に取られっぞ」
裕人「うぜえ、」
高杢「いった！！なんで俺！！」
安保「ははっ！」
蓮「...、」
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小池「誰がお前の言うことなんて信じるかよ！
....だってお前、美崎だろ？」
この声は...、
「井川くん！」
小池「お前...、」
「..明宝の生徒さんがなんでそんなもの持ってるの？」
井川くんの中学の時の知り合いの人の手に握られたタバコを指差す。
「井川くん、大丈夫？」
泥まみれの井川くんを起き上がらせて、
明宝の生徒に向き直す。
小池「...坂下A」
「どうして私の名前...」
小池「覚えてないか。いつも俺は"２番目"だったもんなあ」
なんのこと言ってるの....？
小池「出るコンテストにはいつも"サックスの天才少女"がいて、結局俺は一度も勝てなかった」
「...、」
小池「そいつが辞めて俺が優勝しても誰も俺を褒めてくれなかった。
.....そりゃあそうだよな。
そいつがいないから俺は優勝出来たんだから」
「井川くん、行こ」
小池「美崎はコンクールなんて出るだけ無駄だからな」
嘲笑う声が聞こえなくなるまで井川くんの手を引っ張って走った。
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暁 - ページ14の、 マウスピースを外して、 サックスをケースの中に入れる。 って所なんですけど、サックスは、マウスピースじゃなくてリードですよ。 (2016年8月29日 16時) (
レス) id: 0aefdbeff4 (このIDを非表示/違反報告)
みそ(プロフ) - チョコさん» コメントありがとうございます！嬉しいです(*^_^*)私も早く書きたくてうずうずしてます！笑 ５話からは続編で書く予定なので良かったら見てください*\(^o^)/*ありがとうございます！ (2016年8月28日 18時) (レス) id: aacf3bfc4b (このIDを非表示/違反報告)
みそ(プロフ) - 月琉さん» コメントありがとうございます！頑張ります*\(^o^)/*！ (2016年8月28日 18時) (レス) id: aacf3bfc4b (このIDを非表示/違反報告)
みそ(プロフ) - ruiさん» ご指摘ありがとうございます。直させていただきましたm(_ _)m (2016年8月28日 18時) (レス) id: aacf3bfc4b (このIDを非表示/違反報告)
みそ(プロフ) - NONAMEさん» コメントありがとうございます！嬉しいです(*^_^*) (2016年8月28日 18時) (レス) id: aacf3bfc4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みそ | 作成日時：2016年7月24日 23時
