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先の話ページ16

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河野side

Aはすごく気分屋でなんだか猫みたい

「純喜くーん」

河野「んー？」

「なんでもなあーい」

河野「なんや〜、気になるやんか〜」

「んふ、あのね〜」
「あ、るきくん！！」

河野「え？！俺との時間は？！」

拓実め！くすくす笑いやがって

「あ、」

そう言ってカバンを持ちスキップで楽屋を出ていったA

與那城「え？あの子どこ行くの？？」

『また突発的に…』

河野「気分屋やなあ」

白岩「え、俺が呼ばれた理由何？！」

いつの間にかサッと居なくなって、気づいたらそばにいるような

この間も収録中1時間くらい時間が空いた
気づいたらもうAは居なくて

10分前くらいに帰ってきたと思ったら「近くのカフェに行ってました〜！お洒落で可愛かったんですよ〜？」

なんて呑気に言っとった

連絡も少ないからほんまに心配で

だから突然不安になるねんな

20分もすればしれーっと帰ってきたA

河野「どこいってたん？」

「アイス買いに行ってました〜！」

呑気にアイスを頬張るA

ハーゲンダッツやし ()

「はい純喜くん」

あーん！とか言いながらスプーンを近ずけてきた

河野「ええの？！あー、」

「うっそ〜」

そういえばすぐさま自分の口に向けパクッとスプーンを加えた

河野「なんやねん！！もう！！」

可愛いけど許さん！！

当の本人はふへへ〜なんて呑気に笑ってるもん

ほんまマイペースやし気分屋やな！

でもやっぱり心配なんよな、

俺心配性やったっけ？笑

河野「なあ、AはずっとJO1やんな？」

「ん〜、しばらくはそうです？」

河野「え、しばらくってなに、？」

「女性のアイドルはアイドルの寿命が短いんです」
「だからみんなより先に居なくなるかも知れませんよ〜？」

なんて呑気に微笑むAの顔は不安なんて一切ないようで、アイドルになる時から決めてたんかな、

河野「それでもずっと傍におってな？」

「ええ、とーく離れたところに行きます」

河野「いややぁ、なんでなん、」

怒らないでくださいよ〜！まだ先の話！！

なんていえば俺の口にアイスを詰め込んできた

いつか来るお別れも今は考えたくないな

そう思った今日この頃