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きまちゃんせんぱい ページ19

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木全side


Aちゃんは元気がない日、決まって僕のとこに来る。


落ち込んだり、辛かったり、ストレスが溜まっちゃったり。


「きまちゃん、」

木全「おいで〜、今日は木全が癒してあげよう」


なぜだか分からないけど僕と一緒にご飯を食べると自然と元気になれるらしい。

だから今日もお高めのお寿司をご用意致しました！！木全は寿司が食べれて嬉しいです()

「きまちゃんはいつも美味しそうに食べるね」

木全「だっておいしいもん」

「きまちゃんの食べるものぜーんぶ食べたくなっちゃう」

木全「木全の魔法にかかったようだなあ〜！」

「一生かかっておくことは可能ですか〜！」

木全「もちろんさ！」

「よっしゃ〜！！」


なんて言いながら僕の太ももに寝転んできた

「きまちゃん、きまちゃん、」

木全「なあに、なあに、」

「ありがとう。」

木全「Aちゃんのためならお易い御用です」

「きまちゃん優しすぎて泣いちゃいます」

木全「もうちょっとだけ涙出てますよ？」

「ぅ、きまちゃん、っ 泣」

こうやって少しづつ頼ってくれてすっごく嬉しい

でも泣くほど我慢してたんだなって、

それでもずっと成長したと思う


泣くこと、弱音を吐くこと、努力してる姿、自分の弱み

それを見せることが苦手でいつも1人、からの中に閉じこもっていたAちゃんが

頼ってくれて木全は感激しています


木全「これからもちゃんと頼ってよ？」


「そんなこと言われたら甘えちゃうなぁ、」

木全「木全は大歓迎なのに？」

「…きまちゃんせんぱ〜い 、泣」


こうやってまた少しづつ、頼って貰えますように。




――――――――――――――――――


(車の中にての会話

「きまちゃんしか勝たん。です」

木全「僕もそう思う」

佐藤「自己肯定感高いんだけど」

鶴房「俺としょーやは生きてるだけで武勇伝であり白歴史なんで。」

佐藤「席替えしない？？」)

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