久しぶりに帰ったヨコハマは変わってなかった２【文スト】

番外編〜賢治誕生日〜 ページ28

『賢治〜』

｢叶恵さんどうしました？｣

『これ、誕生日プレゼント』

｢わぁ！ありがとうございます｣


さぁ、この会話から分かるように今日は賢治の誕生日なのだ

しかし何をあげれば分からなかったのでこんなのをあげてみた

｢これは？｣

『何をあげれば分からなかったからな、ちょっと知り合いに頼んで珍しい植物の種を貰ったんだ。私に育てるのは無理だからと思ってね。賢治がいらないならご実家の方にあげてくれ』

｢いえ、嬉しいです！大事に育てますね！ありがとうございます｣

知り合いというのは、海外を転々としていた時に出会った方だ。かなり珍しい植物を育てていた。
まぁちょっと彼の異能に関係していたらしいがね…海外にいる間は異能力はなるべく使わないでいたから、彼は私が異能力だと知らない…はず

『とにかく喜んでもらえたようでよかった…ついでにこれもあげる』

そしてあげたのは手作りのクッキー

『もし、そのプレゼントが要らなかったらと思って一応持ってきてたんだ。まぁ心配いらないようだったがね』

それを聞き付けた太宰が私にクッキーは!?とか言ってたが太宰以外の全員にクッキーをプレゼントした

結構好評だった

｢ねぇ叶恵…私の分は？｣

『…仕事終わったのか？』

｢………………………もちろん｣

『終わったらあげるよ。だからやれ、治』

｢太宰今すぐやります！｣

それから3時間後ちゃんと終わったらしい。国木田にめちゃくちゃ感謝された

それと美味しそうにクッキーを頬張る太宰。

｢辛っ！なにこれ！｣

『お前にだけ特別に激辛のものを混ぜておいた。ちゃんと食べろよ』

｢…私だけ特別…いい！｣

そんなこと言ってるけど、もうほっとこう

『それよりも賢治、誕生日おめでとう。これからもよろしくな』

｢はい！これからもよろしくお願いします｣

笑顔が眩しいな


＿＿＿＿＿＿＿
作者です！
とにかく、簡単にではありますが、宮沢賢治さん、お誕生日おめでとうございます！

そして読者の皆様へ、更新遅くてすみません。9月は更新できるか分かりません。学校が忙しすぎて…できるだけ頑張るのでこれからもよろしくお願いします

気分屋な私ですがよろしくお願いします

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