久しぶりに帰ったヨコハマは変わってなかった【文スト】 (ページ34)

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翌日＿＿＿

私はある場所に向かって歩いていた
まさか太宰があんなこと言うなんてね〜

＿＿＿＿＿＿＿
『プレゼントの内容は決まったの？』

｢あぁ決まったよ。明日私と一緒に出かけないかい？｣

『え？そんなことでいいの？別にそれくらいならいいよ』
＿＿＿＿＿＿＿
ということがあった

数分後待ち合わせである公園にたどり着いた

いつもなら待ち合わせ時間になっても来ない太宰が既に待っていた…

あれはほんとに太宰だよな？偽物とか？

『…早いのね太宰』

｢いや、私も今来たところさ(楽しみで1時間前に着いたとか言えない)｣

『…そう。それでどこに行く？太宰が行きたいところでいいよ』

｢じゃあまずショッピングモールに行こうか｣

そして私たち二人はショッピングモールに行った

私は特に物欲もなく…というか買い物に行くのが面倒だったから休日は基本家でゴロゴロする日々だった

…マフィア時代は特にそうだな。というか休日自体少なかったし…ほんとにブラックだったわ

それにあのころは下に面倒事を押し付けられないようにピリピリしてたからあまり人は近寄ってこなかった…あんな噂も流れるし…ほんと大変だったな

｢叶恵これ着てみて｣

『え？太宰が服を買うんじゃないの？』

｢私が叶恵に着せたいの！いいから着てきて｣
私は彼の誕生日ということもあり大人しく試着することにした

『…これでいい？』

｢うん、やっぱり似合ってる！(さすが私だ！)店員さんこれこのまま着ていきますね｣
そのまま太宰がお金を支払い､散歩を始めた

ふと目に止まった雑貨屋…あ、あれプレゼントにいいかも

『太宰、ちょっとまってて』

｢？いいけど｣

私は急いであるものを買い太宰の元へ向かった