24話 ページ28
No side
次の日、探偵社員は全員会議室に集まっていた
「今回の依頼の内容を国木田」
「わかりました社長。今日集まってもらったのは3日前から起きている"異能力者連続傷害事件"についてです。
この3日間で10件もの事件がおこっています。被害者は銃で打たれたり、刃物で切られたような怪我を負っていましたが死者はありません。被害者の証言によると犯人は身長160〜170cmでおそらく女性。服装は黒のローブにフードを被っており顔には仮面をつけていたため顔は分からなかったようです」
「なぜ犯人は女性だとわかったんですか?」
犯人は仮面をつけていたのなら性別は分からないのが普通だろう
「犯人の声です」
「声?なんと言っていたんですか」
「犯人は"違う…こいつじゃない"と呟いていたようです。犯人には誰かターゲットがいると考えています」
「異能力者が次々に襲われている。この依頼に我々探偵社は総力を上げて捜査することとする。この街の異能力者である社員全員用心し依頼にあたるように」
その声とともに社員は立ち上がりそれぞれの作業に戻った
_______
太宰side
「そういえば太宰さん」
「なんだい?敦くん」
「野上さんはどうだったんですか?」
「俺も今それを聞こうと思っていた。どうなんだ太宰」
「それがね…家に帰っていた形跡がなかったのだよ…」
「つまり野上さんは家にもかえらずに行方不明ということですか?」
「そうだよ」
私は昨日探偵社を出てからすぐに叶恵の家を訪れた
いつも部屋に入っているので同じようにしんにゅ…じゃなくておじゃましたんだが、1週間前と何もかも変わっておらず少し埃を被っていたのだ
もしかしたら今回の事件…
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すあ(プロフ) - 名前と異能力ついてる割にモブなんですねwww更新毎度楽しみにしてます☺️頑張ってください! (2022年6月26日 10時) (レス) @page40 id: ca854d9992 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Megumi | 作成日時:2022年4月29日 17時