8話 ページ11
「さて、叶恵はこれから探偵社に入るとして…」
『ちょっと待て』
「?」
『いや、?じゃないだろ。私が探偵社に入るのはどうかと思うが…というか決定なのか?』
「もちろん」
確かに芥川に見つかった時点でマフィアに存在がバレたのは明白…しかしだからといって私が探偵社に入る必要は無いはずだ
『私の異能ならマフィアから逃げるのは簡単だ。太宰は知ってるだろ?私の異能のこと』
太宰はもちろん。と言っているが、私は太宰に隠し続けていることがある。それは…気まぐれな歯車を使うと時間に応じて寿命が縮むことだ。
探偵社で会った江戸川さんには全てバレているようだが…
まぁあの太宰を欺けているのは一種の奇跡とも言えるだろう
それに私が探偵社に入ったら織田作のこともいつかバレてしまう…バレてしまえばせっかく夢を叶えようとしている彼に危険が及ぶ…
「少しでいいから…もう居なくならないでおくれ。それとも
マフィアに戻るのかい?」
『それは無いよ。まぁ君の元相棒に挨拶くらいはしに行くつもりだけどね』
「げ、蛞蝓のところにかい…
絶対だめ。」
『なぜだ?』
「私が嫉妬しちゃうから」←
『は?なんで中也に会いに行くだけで太宰が嫉妬するんだ?』
「はァ…なんで君は普段は鋭いのに自分に対する気持ちには鈍いんだ」
『?』
私は鈍くないぞ?
「まぁとりあえず今日は遅いからまた明日探偵社に来てね。」
『だから私は入らないと…「来なくても無理やり連れて来るから」え?』
こいつは…ほんとにやりそうで怖いな…
まぁその時はその時だな
『じゃあ』
何故か別れる時太宰の顔が悲しそうだったな…
まぁいいか
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すあ(プロフ) - 名前と異能力ついてる割にモブなんですねwww更新毎度楽しみにしてます☺️頑張ってください! (2022年6月26日 10時) (レス) @page40 id: ca854d9992 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Megumi | 作成日時:2022年4月29日 17時