お前ら、全員集合。14 ページ14
．
「ねぇA、そんな男やめて僕にしちゃいなよー。僕の方が絶対君を幸せにでき」
『あ、電話』
「ムードが木っ端微塵」
何故か今日も今日とて五条先生に口説かれてる最中、腰ポケットのスマホが着信を告げたので先生をスルーしてスマホを操作する。
なんか先生「僕と電話どっちが大切なわけ」っていじけてるけど‥‥‥しーらないっと。
『‥‥あ、乙骨先輩？お疲れ様で』
〈えっちょっと待ってAちゃん！？ほ、本当に出てくれヰヴ�紂�◎◇待ってスマホ落としｯｯ〉
スマホから「ガッシャーン！！」と音割れにも等しい盛大な音が聞こえてきて、思わずスマホを耳から遠ざけた。
先輩、私思わず貴方がスマホをゴリラパワーで捻り潰したのかと勘違いしちゃいましたよ。
でもどうやら本当に落としただけらしい。だってその後先輩の声が聞こえたし。
『‥‥だ、大丈夫ですか？』
〈あー、ごめんごめん。いや、あはは、まさかAちゃんが本当に出て来てくれるとは‥‥。ちょっと動揺しちゃって〉
『それ私の台詞です多分』
というか、そりゃあ電話くれたら普通に出ますよ。流石に。私先輩の中でどんな辛抱な女なんですか。
『‥‥何かありました？先輩が電話掛けてくるなんて、珍しい』
〈‥‥じ、実はAちゃんに聞きたいことがあって〉
『？何でしょ』
ふと、五条先生が「‥‥それ、憂太？」と聞いてきたのでこくりと頷いた。
先輩の言葉に不思議に思ってそう聞くと、電話の向こうの先輩はしどろもどろになりながらも〈あのさ‥‥〉と一言。
〈Aちゃん、彼氏出来たってホント！？〉
『えっと、何で外国に居る先輩が私の彼氏把握してるのか聞いても？？？』
私の彼氏事情そんなに聞きたいのかな皆。
てか誰だよ教えた奴。
‥‥なんか凄い五条先生が目逸らしてくるんだけど、えっと。流石に私だって担任の顔に拳叩き込みたくは無いから‥‥。
五条先生寝て起きたら髪の毛全部抜けてる呪いかけられろ下さい。
〈あ‥‥えっと、それは教えられないんだ‥‥‥‥‥‥‥五条先生から“緊急速報”ってメールきたなんて口が裂けても〉
『だそうです五条先生今から私とデート(という名の戦争)行きましょっ☆』
「憂太待ってどうしてバラすの！？！？」
貴方達の友情もそれまでだったってことでは。
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チョコ - デンジャラスステーキ食べてみたいかも、、、！ (11月30日 16時) (
レス) @page37 id: 98d136c84d (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - デンジャラスステーキ 作者さんおにぎり語かんがえるのうまいですよね? (10月19日 20時) (レス) @page37 id: 1f0aa0eace (このIDを非表示/違反報告)
生粋のまよらー(プロフ) - 更新待ってます…！！！まじでこの作品大好きです！！！ (2022年12月18日 11時) (レス) @page37 id: 5775e80e82 (このIDを非表示/違反報告)
アワアワ - 棘の「デンジャラスステーキ」の所で吹き出しましたw最高に面白かったです!!更新頑張ってください！ (2022年9月17日 9時) (レス) @page37 id: 2db5ff9399 (このIDを非表示/違反報告)
Kさん - 更新頑張ってください！！楽しみにしています！ (2022年8月21日 21時) (レス) id: f72f202f06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほしふる。
| 作成日時：2021年4月17日 18時
