お前ら後輩愛しすぎかよ。【呪術廻戦／逆ハー】

24. 変わり身の早さ。 ページ24

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伏黒恵が共有スペースに足を運ぶと、何やら虎杖に野薔薇、乙骨がAを囲んでわいわいと騒いでいるのが見えた。

何がそんなに楽しいんだろう、と伏黒が彼らに近付くとAが気付いて「あ、伏黒先輩！こんにちは！」とにこやかに笑う。







「何をしてるんだ？」

「よー伏黒。なぁなぁ、伏黒もやってみろよ」

「そうよ。伏黒の秘められた人格を暴くのよ」

「伏黒くんて、なんか、まだ見ぬ感情を秘めてそうだよね」

「別に特に何も秘めてないですが」

「伏黒先輩、あの‥‥‥心理ゲームはお好きですか？」









心理ゲーム‥‥‥あまり聞き慣れない単語に首を傾げかけたが、あぁあれかと伏黒は思い立った。








「人が無意識に隠している真の人格を引きずり出すやつか」


「おい釘崎！釘崎が秘めたる人格うんぬんとか言い出すから、伏黒が中二病みたいになっちゃったじゃん！俺嫌だよ元ヤンのくせに中二病こじらせてる伏黒なんて！」

「何よ！！乙骨先輩だってまだ見ぬ感情うんぬんとか言ってたじゃない！！」

「だ、大丈夫だよ。元ヤンで中二病こじらせてる伏黒くんでもちゃんと受け入れてあげなきゃ。ね、僕ら仲間なんだから」

「え、えっと‥‥‥‥」


「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥玉犬！！！！！」







「待て待て待て待て早まるな。早まるな、俺らが悪かったから。な？な？？そうだよな元ヤンは忌まわしき過去として封印したもんな。伏黒は中二病なんかじゃねぇよな、清廉潔白な人格(？)だもんな」

「そうよそうよ伏黒は今更暴くまでもない素晴らしい人格を持ってるわ私が保証する。いやー輝かしい人格よほんとに。キラッキラのね。目も眩みそうだわ」

「伏黒くん僕ら仲間だよねそうだよねいつも苦楽を共にしてきたよね僕らこれからもずーっと友達だよね！！！！」

「ふ、伏黒先輩‥‥！！」


「‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

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