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夢主side



____次の日



海弥…どうしたのかな…




携帯を確かめるが、昨日私が送った文が映されるだけだった


もちろん既読も…ついていない





『家…行ってみよう』





そう決めて私は家を出た



海弥の家は私の家から電車で2駅のところにある



駅に向かって歩きながら、私は昨日のことを考えていた


坂田くん…何か知ってたりするのかな
でも、会ったことないはず…海弥からそんな話聞いてないし…



家に行けば会えるかも
もしかしたら具合が悪いだけかもしれない


何かあったのかも
坂田くんに一応聞いてみた方がいいのかな




期待と何とも言えない不安を抱え駅のホームに立った




休日だからなのか、いつもより人は少ない



携帯を出し海弥にメールを送りながら電車を待つ





____…で、…にし…のなら____





『…?何か聞こえた?』




ふと、小さな声が聞こえた






____もう…し、はやく…____






また…聞こえる






〜♪〜まもなく△番線に〜





電車がくることを知らせるアナウンスが入る




その時、ふわっと優しい甘い香りが私を包み込んだ





「A…見つけた…」





耳元で囁かれる



誰かの声とともに私は意識を失った




その声は夢の中で聞いた







あの声と同じ声だった

U→←S



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奏良 - この小説大好きかもしれない!! (2018年6月14日 21時) (レス) id: 686a0f6436 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫月 | 作成日時:2018年6月13日 4時

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