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一緒に住もうか ページ4

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「ただい、……どしたのそれ、」

『やっちゃったー』





今日は試合帰りにAの家に寄った。やらかした、と連絡があったからどうしたかと思って家に来てみると右足に白い包帯がぐるぐる巻き。





『この通りです、』

「まじか、何があった?」

『階段から落ちました、』

「ええ…大丈夫?折れた?」

『ううん、捻挫で済んだ』

「でも…松葉杖、」

『大丈夫だよ、生活も普通にできるし』





心配かけてごめんね、と申し訳なさそうにAは俺を見上げた。ああ、もっと早く一緒に住んでいれば良かったんだ。





「…」

『あきら?』

「…ねえ、」

『ん?』

「そろそろ、一緒に住もうか、」

『え、』

「もし万が一、こういうことがまたあったら、俺がこっちにいるときは面倒見れる、」

『け、けど、あたし晃の迷惑になりたく無いし…』

「迷惑なんて絶対思わない、」

『…』

「ね、どう?」

『っ』

「あ、泣いた、泣き虫」

『だって…嬉しいんだもん』

「もっと早く言うべきだった、」

『ううん、嬉しい』





涙をポロポロ流しながら、でも笑っているAが綺麗で。思わず不意にキスをしてしまったら驚いていて。





「何驚いてんの?初めてじゃ無いのに」

『だ、だって…』びっくりした

「足、良くなったら引越ししようね」

『うん、』





ぎゅーっと抱きしめてあげると、ぎゅーっと抱きついて来たAが可愛くて、笑ってしまうがそれは我慢。





(痛いの痛いの飛んでけー)
(子どもじゃないもん!)

晃も大変やなー! (3/9)→←嘘やでー (1/3/9)



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いちか(プロフ) - りりりさん» ありがとうございます!きゅんきゅんしましたかね?良かったです。結婚式や子どもが生まれた話など書いてほしいとのお話もいただいてますので検討中です◯ありがとうございました! (2019年2月24日 0時) (レス) id: d72f7e0d49 (このIDを非表示/違反報告)
りりり - 更新を楽しみにしていた一読者です。ものすごくキュンキュンしながら読ませていただきました。家族となった2人のお話の続編も楽しみに待っております。 (2019年2月22日 12時) (レス) id: a5ef03bd84 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いちか | 作成日時:2018年10月28日 20時

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