番外編�� ページ48
.
(( 初めましてな大田泰示さん ))
『ハルくんのバッティング見たかった…、』
ハルくんがバッティング練習中とのことなので、ロッカールームに繋がる廊下で待っていたドーム内での出来事。
『？』
あれ？と言う声が聞こえたので、ハルくん来たのかと思ったらそこに居たのはあのサラサラヘアーなあの方。
『お、大田さん！？』
「遥輝の嫁ちゃんだ、初めまして」
『え、あ、う、はじめ、まして、！Aと、申します！』
「ふは、めっちゃ片言」
『あ、あ、あの！大田さん！すごい好きです！』
「え？ほんと？ありがとう」
『っ！』
「遥輝呼んでくるね」
「呼ばなくても来ましたよ」
「お、噂をすれば」
「人の嫁ナンパせんでください」
「へへ、今もうちょっとのところだったの」
「こら、」
わははと笑っている大田泰示さんは、遠くで見ていても素敵な人だなあって思っていたけど、こんなに間近で見ると素敵なんて次元の方ではなくて。
「何A照れてんねん、」
「え、脈あり？」
『いいいいいや、なし！です！』
「ふは、泰示さん脈なしー」
「いやあったら問題だわ！」
少年のように笑う２人がまた可愛くて、何だかあたしも自然と笑みが溢れる。ああ、何だか兄弟みたいって。
『あの、ハルくんの顔見たから、行くね』
「え、もう？試合までまだまだやん、ここにいたら？」
『…けど、』
「フィールドいたらいいやん、もっと近くで見れるで」
『そんな、悪いし』
「いいからいいから、」
「そうだよAちゃんおいで」
『…じゃあ、行きます、』
「よしきた、」
嬉しそうに手を繋いでくるハルくんは、これでもかってくらい笑っていて。そんなあたしたちを見て、大田さんは優しく笑ってくれた。
「Aちゃん」
『はい？』
「遥輝のこと、そうやってずっと好きでいてあげてね」
『！』
ほんのちょこっと、そんな大田さんにドキッとしたのは、ハルくんには内緒です。
(泰示さーん！また来ました！)
(こらA！浮気やろ！)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 683人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いちか(プロフ) - 菜々さん» ありがとうございます★楽しんで頂けて嬉しいです◯Twitterも是非よろしくお願いします★休みながら頑張りますね！ (2019年8月25日 0時) (
レス) id: 659890526f (このIDを非表示/違反報告)
いちか(プロフ) - 花音さん» ありがとうございます★とってもとっても嬉しいお言葉ありがとうございます！！もう少しだけこの作品も続きますので引き続きよろしくお願いします★ (2019年8月25日 0時) (レス) id: 659890526f (このIDを非表示/違反報告)
菜々 - 毎回楽しく読んでました。とっても素敵なお話しでした。次のお話しを読む事ができるのを楽しみにしてます。Twitterもフォローさせて頂きます。ちょっとはゆっくり休んでくださいね (2019年8月24日 20時) (レス) id: f90c817e3e (このIDを非表示/違反報告)
花音(プロフ) - いちかさん、本編終了おめでとうございます(^^)最後まで素敵なお話でした。本当にいちかさんのお話大好きです！番外編やまた次のお話、とっても楽しみにしています。また素敵なお話を読めるなんて嬉しいです☆これからも頑張ってください。応援しています。 (2019年8月24日 8時) (レス) id: a0401679ea (このIDを非表示/違反報告)
いちか(プロフ) - はるちゅんさん» ありがとうございます◯更新頑張ります！またよろしくお願いします★ (2019年7月30日 20時) (レス) id: d72f7e0d49 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：いちか | 作成日時：2019年7月15日 13時
