【ヒロアカ】チートマグマ少女は今日も皆に愛される。Ⅱ (ページ8)

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みちゃったページ8

『い、出久！！！』

切「緑谷ぁ!!!大丈夫か?!」

私とえいじろーは両脚を負傷したであろう
出久の元に走り出す。

緑「Aちゃん、切島くん…！」

緑「待っ…」

ん？え…？
砂埃にまみれて何か今…
骸骨みたいなのが見えた…

ズッッッ

その時セメントス先生の"個性"で壁が作られた。
危なっ!!ぶち当たりそうだったよ…

セ「2人とも、生徒の安否を確認したいからゲート前に集まってくれ。ケガ人の方はこちらで対処するよ。」

切「そりゃそうだ!!ラジャっす!!」

『ぁ…わかりました…!』

てかそれどころじゃない…
えっ私なんか見たよね…？？
見たよね…！？

『え、えいじろー…』

切「お？どうした」

『ゆ、幽霊って信じる…？』

切「おいおいどうしたんだよ急に」

『み、みみみみみみちゃった』

切「…はぁ？？」

何言ってんだ、という不可解な顔を
されたけど！！私は見たんだ！！！

『ちょ、い、一生のお願い、は、ハグ、して』

私は幽霊系のものは一切ダメだ。
作り物だとわかっていても。

ホラー映画を見る時はいつも太ちゃんの
お腹に顔を埋めて見ないぐらいだ。

半泣きでえいじろーを見る。

切「っ//わ、わかったからそんな顔すんなって!!ほら!!///」

そう言い両手を広げるえいじろー。

その瞬間私はえいじろーの胸に飛びつく。

彼の顔が赤い気がしたが
私はそれどころじゃない。
それどころじゃないんだ。

見たんだ。無理。
初めて見てしまった。
金髪の骸骨。

私の好きなお日様の匂いが
えいじろーから香る。

『っく、ひっ…』

やばい安心して余計泣ける。
敵(ヴィラン)と対峙して泣くんじゃなく
幽霊を見て泣くなんて…高校生なのに
変な話だ。くそ。涙が止まらん。

切「(な、何かわかんねーけどラッキー、だよな？これ。てか凄え可愛い///)」

無言で私の頭を撫でてくれる。
やっぱえいじろー優しい。結婚しよ。

爆「ってめェら何やってんだコラ!!!!」

上「切島てめーずりーぞ変われ！」

勝己と電気がこっちに歩いてくる。

『ゆ、ゆーれっ、みたっ…』

爆「あ゛？(ンだコイツ!///)」

上「どういうことだよ？(可愛っ///)」

切「何か、幽霊見たんだと//」

爆「ンなもんいるかよバカかてめェは！」