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『えっと、お食事でしたら、チキンカレーグラパンはいかがでしょう？
自家製酵母パンを使用してまして、当店で人気のメニューでございます。
デザートでしたら、３種のケーキのアラカルトがおすすめでございます。』
？「なるほど…ありがとうございます。
みっちーはどうする？
俺結構甘いものの気分やねんなー」
？「俺はチキンカレーグラパンとカフェオレにしようかな。」
？「じゃあそれとケーキアラカルトで、セットのドリンクは紅茶でお願いします！」
男の子がハキハキ注文しながら。満面の笑みを向けてくれる。
つい、"可愛い"と思ってしまった。
『かしこまりました。お飲み物はお食事と一緒でよろしいでしょうか？』
？「はい、大丈夫ですー」
『少々お待ちくださいませ。』
キッチンに戻り、オーダーを早織さんに伝える。
早織さんが手際よく準備する。
早「なんか、可愛らしいお客さんだねー」
早織さんがフロアをちらりと覗いた。
男の子たちはきゃっきゃと楽しそうに話している。
『珍しいですよね。このお店では』
早「んーまあ、たぶん近くの大学の子だね」
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作者名：雪 | 作成日時：2022年11月24日 4時
