16話 ページ17
その後
迅の指揮のもと
C級隊員まで動員した小型トリオン兵の一斉駆除作戦が
昼夜を徹して行われた
[反応はすべて消えた。ラッドはこれで最後のはずだ。]
「よーし作戦完了だ。みんなよくやってくれた。おつかれさん!」
迅の一言でボーダー隊員たちは安心した表情をみせる
「しかしホントにまにあうとは……やっぱ数の力は偉大だな。」
『ほんとに……まさかこんなに早く……すごいね。』
集められたラッドを見て空閑とまゆは関心する
「間に合ったのはおまえたちとレプリカ先生のおかげだよ。おまえたちがボーダー隊員じゃないのが残念だ。表彰もののお手柄だぞ。」
迅は空閑とまゆの頭を撫でながら話す
「ほう、じゃあその手柄はオサムにツケといてよ。そのうち返してもらうから。」
『私もそれに賛成!』
「…………え?」
三雲は困惑した表情をみせる
「あーそれいいかもな。メガネくんの手柄にすれば、クビ取り消しとB級昇進は間違いない。」
「ま、待ってください。ぼくほとんど何もしてないですよ!?」
「いいじゃん、もらっとけよ。おれとまゆの手柄がナシになっちゃうじゃん。」
空閑はまゆの肩を引き寄せる
「……………。」
迅は3人の様子をみて
「パワーアップはできる時にしとかないと。いざって時に後悔するぞ。それにたしかメガネくんは助けたい子がいるからボーダーに入ったんじゃなかったっけ?」
「…………ふむ?」『…………。』
ガシャン!
突然聞こえた大きな音に振り返る女の子
『ゆうま、大丈夫?』
「うーむ………手強い。」
女の子は思わず近寄る
「だ、大丈夫!?」
「平気平気、ぜんぜん平気。ケガなんかしてないよ。」
『心配してくれてありがとう!』
「自転車の練習してるの?(私と同じくらいの背………小学生かな………。)」
「友達を待ってんだ。その間ヒマだから練習してるだけ。」
「そうなんだ。わたしもここで待ち合わせしてるの。」
その後女の子は空閑が自転車に乗れるよう
後から支えサポートする
まゆはそれを少し複雑そうな表情で見ている
『(………なんかモヤモヤする………どうしてだろう………)』
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あいね(プロフ) - いえいえ!訂正ありがとうございます!!これからも応援しています! (2021年10月20日 9時) (レス) id: 4e499e2e14 (このIDを非表示/違反報告)
KOMA(プロフ) - あいねさん» ありがとうございます!ご指摘頂くまで気付きませんでした……スミマセン。訂正しましたので、これからもよろしくお願いします! (2021年10月19日 22時) (レス) id: 2f9b06972b (このIDを非表示/違反報告)
あいね(プロフ) - とってもお話し面白いです!1つ気になったのはカタカナで名前を呼ばれる時だけ変わらないのが少しだけ気になりました!これからも連載楽しみにしています! (2021年10月19日 21時) (レス) id: 4e499e2e14 (このIDを非表示/違反報告)
KOMA(プロフ) - 雪音さん» ありがとうございます!コメント嬉しいです。なるべく更新できるよう頑張ります! (2021年10月19日 0時) (レス) id: 2f9b06972b (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - 初めまして。この遊真くんの夢小説とても面白いです!忙しくない程度でいいので続きが読みたいです。これからも頑張って下さい。 (2021年10月18日 10時) (レス) @page15 id: e970f969b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:KOMA | 作成日時:2021年4月28日 18時