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降っていたみぞれが雪へと変わる頃
すっかり日の沈んだ街はイルミネーションに彩られ
それらを眺める人々の目をも輝かせていた。
「ケーキ予約してあるから取りに行ってもいい？」
「うん、ありがとう」
「そのあと俺ん家で食べよう」
何から何まで紫耀の完璧なプランに感動しながら
ケーキ屋さんに入っていった紫耀を見送って
わたしは雪を降らせている高い冬の空を見上げた。
「なんで満月なのよ」
真っ白な月が綺麗な円を描いている。
そんな月を眺めながらわたしは思うがままに
紫耀との今までを振り返っていた。
第一印象は最悪中の最悪だった。
ぶつかったのはわたしが悪いけど
舌打ちなんてされたんだ、しかたないよね。
二回目にぶつかった時なんて
ー 何？お前俺に気でもあるわけ？
なんて言われて驚いたっけ
三回目は、図書室で宿題を教えてくれたんだった。
あの頃から紫耀への印象がうんと良くなって
初めて見せてくれた笑顔も、
図書室まで連れ出してくれたことも
誕生日に息を切らして駆けつけてきてくれたことも
ミヅキさんの話もミンのことも
好きだって言ってくれたことも
一番に頼ってって言ってくれたことも
大事にしてくれたことも
守ってくれたことも、全部全部鮮明に覚えている。
わたし紫耀のことなら必ず好きになれるって思うよ。
この思いが後悔に繋がるとは思えない。
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みょん氏(プロフ) - さささん» スレ違いからのラブラブ！＆廉くんですね！考えてみます。リクエスト本当に助かりました！ありがとうございます！ (2019年10月22日 18時) (
レス) id: 3e1e1a76ac (このIDを非表示/違反報告)
みょん氏(プロフ) - きゅんさん» コメントありがとうございます！デートさせてみますね。本当に助かりました！ (2019年10月22日 18時) (レス) id: 3e1e1a76ac (このIDを非表示/違反報告)
ささ(プロフ) - こんにちは。やっと両思いになりましたね♪二人のイチャイチャ話が良いです。個人的にはスレ違いからのラブラブが大好きなので、新たなライバル廉くん登場！？とかも好きです。 (2019年10月22日 16時) (レス) id: bafeb54348 (このIDを非表示/違反報告)
きゅん(プロフ) - 二人がデートに出かけるお話が見たいです！ (2019年10月22日 7時) (レス) id: 024a42f5a5 (このIDを非表示/違反報告)
きゅん(プロフ) - やっと結ばれましたね！二人のお付き合い編、どんな二人が見れるのか楽しみにしています！ (2019年10月18日 2時) (レス) id: 024a42f5a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みょん氏
| 作成日時：2019年10月12日 2時
