第13話 ページ14
「もう一度言ってください。」
TH「だーかーらー!僕たちの新しいメンバーにAちゃんに入って欲しいの!」
あぁ。さっき聞いたことは間違いじゃなかったのか。
「なんで私なんですか?」
YG「お前の歌声だよ。歌は上手いけど歌手レベルではない。でもそれはボイトレでなんとかなる。実際ボイトレをすればジョングガのよりも上手くなると思う。」
JN「重要なのは声なんだ。今の7人には持ってない声質と声に感情が入ってるの。おれたちは上手いとは言われるけど表現はダンスでしてるでしょ?」
JM「Aちゃんの声はダンスとか何か表現するものがなくても歌えばそこにもう全てが入っているんだよ。」
RM「パンPDに新しいメンバーを入れていいって言われてから事務所の練習生も全員見たし路上ライブで歌っている人だってたくさん見たけど失礼だけどみんなパッとしなかったんだ。」
YG「驚いた。ツアーの打ち上げで出会うなんてな。しかもメンバー全員合意だ。入ってくれるよな?」
ちょっと待ってください!と伝えて頭の中を整理した。
私が新メンバー?カラオケで歌ったから?
だってそんなことありえない。
「でも、無理があると思います。私は何の経験もないしそれよりもっと重要なことがありますよね。」
TH「日本人だってこと?」
「違いますよ!まあそれもそうだけど。お忘れかと思いますけど私女ですよ?」
そう。見た目は男でも私は正真正銘の女なのだ。
誰だって大好きなアイドルの新メンバーにいきなり異性のメンバーがポンと入ったら嫌がるに決まっている。
ダンスが上手かろうが歌が上手かろうが
実力があったって離れる人は離れる。
YG「お前男になれ。」
JM「ちょっと!ユンギヒョン!」
「どういうことですか?男になれって。」
正直少し腹が立った。
私の唯一のコンプレックスだった。
それなのに男になれって。
何でそんなこと。
JN「いや、違うんだ。違くはないけど。本物のってことじゃなくて男のふりをしてほしいんだよ。」
YG「当たり前だろ。本物な男になれなんていうわけないだろ。俺たちも女を入れるほど危険はおかさない。お前が女みたいだった顔とか声だったら入れたいとは思わない。」
「そんなの。いつか絶対バレます。」
TH「バレないよ。だって僕女の子だもん!」
は?
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たえたえててまる(プロフ) - ハナさん» コメントありがとうございます!毎日更新していけるように頑張りますのでよろしくお願いします!!! (2018年11月19日 0時) (レス) id: 927052c14b (このIDを非表示/違反報告)
ハナ - めちゃくちゃ面白いです!これからも頑張って下さい! (2018年11月18日 23時) (レス) id: d43ec7aa19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たえたえててまる | 作成日時:2018年11月14日 15時