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北斗をソファに座らせて、髪を拭いておいて、と声をかけると、はーいと気だるそうな声が返ってくる。
その間に、ドライヤーを持ってきて、北斗の部屋からスマホを持ってきて、自分のスマホで風磨に連絡を取る。
電話をかければ、ワンコールででて、
風『どした、こーちー。』
医者なんだよな?なんて口が裂けても言えないけど、内心その思いでいっぱいになる笑。
「北斗、風呂入ってたみたいなんだけど…」
今あったことを細かく説明する。
風『本人は意識もしっかりしてるんでしょ?長風呂にしないようにって言ってたはずなんだけどなぁ。脱水にならないように水飲ませてあげて、病院来なくて大丈夫だけど、なんか変わったことあればまた連絡ちょうだい』
的確に言われると、
やはり医者だな、そう思う。
焦っていたのか、少しずつ緊張が溶けてきたのを自分で感じる。
「わかった、ありがとう。」
風『はーい。北斗の家泊まるの?まだ夜は涼しいから暖かくして寝ろよー、おやすみー。』
「うん、おやすみ。」
前もお風呂入り方について注意されていたことを思い出した。まぁ、俺は長風呂が好きだから、あまり強くは言えないけど、こうやって1人の時に倒れるとなると、気をつけた方がいいよな。
入浴剤入れて、気持ちよくお風呂に浸かっていたんだろう。
もう髪を吹き終わったのか本を読んでいる北斗が見える。本を読む余裕があるなら元気。
経験上、そういうことだ。
「北斗ー、髪乾かすぞ。」
「苦しいとかフラフラするとかない？」
北「うん、大丈夫。髪乾かしたら勉強したいんだけど。」
いや、勉強かよ。
と、言いたいところだけど、確かにもうテストの時期だ。
でもな、さっきまで具合悪そうにしてたし…そう思っていると、
北「いや、やれる時に課題終わらせたかっただけなんだけど。」
俺が悩んでるのを察してから、自分から話す北斗。
「そっか、いいんじゃない？」
「俺、今日泊まるから、俺も勉強しよっかな。」
北「え、泊まんの。」
冷たい声で言われるが、顔が冷たくないんだよなぁ、という言葉は出さず、気にせず、髪を乾かした後、北斗の部屋に向かう。
「22時半までな、勉強。」
北「うん。こーちもやりなよ。」
「わかってるよ笑」
ふたりで並び、北斗の部屋の真ん中に置いてある低い机で勉強を始めた。
知己朋友
ーーーよく自分のことを知ってくれている友人のこと。
NO NAME two
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Moku(プロフ) - Hさん» いつも閲覧＆わざわざコメントありがとうございます！きょうもちかぁ、きょもてぃー、けんてぃーしか2人の絡みが思い出せなかったです笑 この物語では大我で行こうかな？（気分で変えるかもしれません、貴重な情報ありがとうございました！ (2020年5月11日 21時) (
レス) id: 6e7b6bb8a7 (このIDを非表示/違反報告)
H(プロフ) - いつも楽しく読んでます！これからも頑張ってください！ちなみに健人はきょうもちって呼んでますよ~！笑 (2020年5月11日 14時) (レス) id: 72a42fa425 (このIDを非表示/違反報告)
Moku(プロフ) - 柚希さん» コメントありがとうございます！ふまけんですね、採用させていただきます！これからもよろしくお願いします！ (2020年4月25日 20時) (レス) id: 6e7b6bb8a7 (このIDを非表示/違反報告)
柚希(プロフ) - ふまけんはどうですか？ (2020年4月25日 17時) (レス) id: 27c1a3d97d (このIDを非表示/違反報告)
Moku(プロフ) - わかねこさん» コメントありがとうございます！すっかり頭から抜けてましたね…元太くんがいました 小児科の子役もいいかなと思ったんですが、案外医者役もありかも？と思っています。案をありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2020年4月25日 9時) (レス) id: 6e7b6bb8a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Moku | 作成日時：2020年4月22日 23時
