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あれこれ、ここまわせば開くんじゃ…
「あ！開いた！北斗！」
広い洗面所の端で倒れ込んでいる
北斗が見えた。
「どうしたの？喘息？貧血？」
少し咳き込んでる北斗に質問攻めする。
北「けほっ…なんか、お風呂に浸かってて、出たらくらっときて、なんとか外に出たんだけどっ」
背中を摩ってると、咳は聞こえてなくなってきて少し安心する。
過呼吸気味になってただけかな。
北「スマホ部屋に置いたまんまで、誰にも助けっ呼べなくて、こーちがきてよかった…」
ふぅと、一息つくように体を俺に預けてくる。
今日ばっかりは、お風呂早く出てきてよかった。
「いま、何が辛い？のぼせたの？どっかうったりしてないよね？」
なんか、俺さっきから質問ばっかりだなと思うが、何しろ、状況があまりよくわからないから。
北斗には申し訳ないけど、自分で伝えてもらわなければいけない。
必要なら病院にだって連れて行く場合だってあるし。
北「たぶん、打ってないと思う。もうとにかく苦しくて、あんま覚えてない…」
意識なくしてた？
体中を見回すけど、傷のようなものはない。
「まだクラクラする？」
北「うーん、ちょっと？もうわかんない。」
なんだか不機嫌になってきた。
ちょっと顔がほてってる気もする。
冷たいタオルで、顔を冷やしてやる。
あと、脱水も行けないから、水もだな。
まず、服か…
いやこれ、
のぼせとかの前に体冷えて風邪ひかないか。
タオルは巻いたけど、
そっちの方がまずいかも。
「ごめん、北斗。早く、服着よう。」
少し、眠たそうな北斗を立たせる。
フラフラしているようだから、俺も着替えを手伝った。
「よし、おっけー。とりあえず、リビングの横行こっか。」
少し疲れているように見えたから、俺が髪を乾かすと言うと、お願いと小さな声が聞こえて歩き出す。
歩き始めると、ふわふわしていて、危なっかしく、なんだか1人で歩かせるのが怖くなったから、触れてるか触れてないかの瀬戸際で腰を支えた。
北斗の家には、何回も看病しに行ったことはある。
リビングの隣、仕切りを外せば、リビングの一部となる部屋は北斗が体調を崩した時のための部屋だ。
大きめのソファがあり、それをベットにできて、薬や、冷蔵庫、暖房…
とにかく、看病ができるように設備が整っている。
さすが、北斗の母さんだな、と毎回思う。
ーーーー
話数の関係で、作者日記カットです…笑
文字数が。
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Moku(プロフ) - Hさん» いつも閲覧＆わざわざコメントありがとうございます！きょうもちかぁ、きょもてぃー、けんてぃーしか2人の絡みが思い出せなかったです笑 この物語では大我で行こうかな？（気分で変えるかもしれません、貴重な情報ありがとうございました！ (2020年5月11日 21時) (
レス) id: 6e7b6bb8a7 (このIDを非表示/違反報告)
H(プロフ) - いつも楽しく読んでます！これからも頑張ってください！ちなみに健人はきょうもちって呼んでますよ~！笑 (2020年5月11日 14時) (レス) id: 72a42fa425 (このIDを非表示/違反報告)
Moku(プロフ) - 柚希さん» コメントありがとうございます！ふまけんですね、採用させていただきます！これからもよろしくお願いします！ (2020年4月25日 20時) (レス) id: 6e7b6bb8a7 (このIDを非表示/違反報告)
柚希(プロフ) - ふまけんはどうですか？ (2020年4月25日 17時) (レス) id: 27c1a3d97d (このIDを非表示/違反報告)
Moku(プロフ) - わかねこさん» コメントありがとうございます！すっかり頭から抜けてましたね…元太くんがいました 小児科の子役もいいかなと思ったんですが、案外医者役もありかも？と思っています。案をありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2020年4月25日 9時) (レス) id: 6e7b6bb8a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Moku | 作成日時：2020年4月22日 23時
