☆ ページ24
Sside
仕事なんて無かった。
という事は彼の嘘。
それなら、何故、嘘ついたんだ？
「お待たせ〜しょ〜くん。」
「いえいえ、全然、待ってませんよ。松本と話をしていたんですよね？」
「そうだね。彼は本当にしょ〜くんが好きみたいだね。」
「な、何で…そう思うのですか？」
アイツは悪魔だ。
表の顔は天使的に優しいかもしれないけど、実際、付き合ってみれば、ガッガリするパターンの人間だというのに…ビジュアルと表の顔である紳士的な態度が彼の評価をアップさせる要因。
それにいつも酷い事ばかり、俺にさせる松本のどこが俺に好意を持っていると言える？
付き合っているのにドSで最低な事しかさせない彼の何処が俺を好きと思っている？
「彼、しょ〜くんの事になると必死になるみたいだよ。それは貴方のマネージャーとしてかもしれないけどさ…。彼はしょ〜くんの話をしているおれを訝しげな顔して聞いていたよ。しょ〜くんにゾッコンなんだなぁと思ったんだけど、おれの予想が違っていたら、ゴメンね。」
ゾッコンねぇ。
そんなに他の人に取られたくないのか…。
独占欲、強いな…。
「俺にゾッコン…。」
「まぁ、彼だけじゃなく、おれもゾッコンだよ。大好きだよ、しょ〜くん。」
「頭、な、撫でないで下さいよ…俺、大学生ですけど、そこまで…子どもじゃないですからね…。」
「ごめんねぇ、しょ〜くん。」
スキンシップ、凄い…。
二宮さんと比較しても大分、激しい。
てか、俺は何で、こんなに色んな人から求愛されているんだ？
「そんなスリスリしないで下さいよ/////」
「冷たいなぁ。エルサみたいよ。」
「氷の女王と一緒ですか…それはともかく、メイク落とし、お願いします。」
「しょ〜くんの場合は氷の帝王だね。早速、メイク落とさせてもらうね。」
メイク落としが頬に触れる
冷たくて、でも、気持ちいい。
ブルッと体が震える。
「貴方は、まだ、子どもよ。」
「えっ？」
「子どもじゃないって否定していたけど、子どもよ。何もかも彼頼みでしょ？」
「そ、それは…。」
マネージャーとしての仕事と料理、洗濯、掃除、俺が出来ない事は全て松本がやってくれている。そもそも、家事全般は俺が出来ないだけなんだけど…。
「少しは大人になる努力はしてみたら、どうかな？彼に感謝するのよ。サプライズ的な事をしたら、どうかしら？」
「サプライズ…ですか？」
「彼を驚かせなさい。」
驚かせる？
そうしたら、感謝になるのか？
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山風無限(プロフ) - 彩さん» コメントありがとうございます！翔くんは潤くんを信頼してますね( ^ω^ )相葉くんとの過去ももう少し掘り下げていけたら、いいと思っておりますので、今後の展開も宜しくお願いします！！ (2018年2月4日 21時) (
レス) id: 486c201f1f (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - 潤さんが俺以外の人を好きになる可能性はゼロに近そうだしなんて言ってみたぁぁい(≧∇≦)相葉さんの登場で潤くんが揺れてるようにみえてしまう展開もハラハラするかも！？ (2018年2月4日 21時) (レス) id: 2665909202 (このIDを非表示/違反報告)
山風無限(プロフ) - 彩さん» コメントありがとうございます！翔くんに少しばかり手を焼いている潤くんは新鮮かもしれませんね！楽しく拝読なんて褒め言葉、嬉しいです！！二人の愛は多分…揺るぎません！これからも作品を宜しくお願いします！ (2018年2月2日 0時) (レス) id: 486c201f1f (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - 潤くんが主導権を握っているようで実は振り回されてるお話しは、とても新鮮で、楽しく拝読しております(*´ｰ`*)ライバル登場にもめげす、二人の愛を貫いてほしいな((＊´艸`)) (2018年2月1日 22時) (レス) id: 6b973c95b5 (このIDを非表示/違反報告)
山風無限(プロフ) - 姫櫻さん» いえいえ、ありがとうございます！遂にリーダー登場です！愛されまくる翔くんという事で、これから、どうなるかお楽しみに(o^^o) (2018年1月18日 9時) (レス) id: 486c201f1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山風無限 | 作成日時：2017年12月29日 21時
