SEVENTEENの影の権力者① (ページ2)

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過去①(※だいぶ、長いです！) ページ2

コンコン

『んー』

カチャ、、、ソッとドア越しに少し覗き込む

ベットの上で読書をしているハノル

ホシ「ヌナ、、、」ボソッ

『イリワー』

左手だけ、ちょいちょいと動かして呼ぶ

トコトコと歩きながら、ゆっくり近づくスニョン

そのまま、ハノルが布団を軽くめくる

ベットにゴソゴソと乗り、ハノルの腰に抱きつきながら顔を埋める

本を読みながら、左手で軽くスニョンの頭をポンポンナデナデする

『ウェ？』

ホシ「、、、怖い夢見た、、、

『怖い夢見たからって私に会いに来たの？？w』

、、、だって、ヌナがいなくなる夢だったもん！！昔みたいに！！」ギュー

『、、、ミヤン、、、』ナデナデ

本を閉じ眼鏡と一緒に、ベッドのヘッドボードに置き電気を消す

そのまま寝る体制になって、スニョンを抱き締めおでこにポッポし、頭を撫でて寝る

〜約2年前〜

ハノルは、スンチョルとほぼ同時期に入所していた

歌とダンスが好きで、最初はちょっと試してみようという軽い気持ちだったし、いろいろレッスンが出来るというのが目的だったかもしれない

ただ、レッスンをするうちに、歌とダンスがもっと大好きになり、楽しむようになっていた

その延長線上で、アイドルやアーティストになれたらいいかな？？と思うくらいだった

ハノルは、練習生達とも、とても仲が良く皆からも信頼があり、頼りにされていた

クラスでは、毎回評価はNo.1
皆が、ハノルはデビュー確実だと思っていた

従姉弟である、スニョンも興味を持っていて、スカウトされてアイスにつられてついて行ったwと話を聞いた時にも最終的にやってみたら？と誘ったのもハノルだった

だが、ある時ハノルは知る

次のデビューは男子グループのみだと、、、

ふと、現実をみた時に思った
男子のデビューだったら、ここにいても、歌やダンスは楽しいが未来はない

誰かがデビューしたら、数年経たないと次のデビューは基本、、、ない

20歳近い年齢で、このままここにいても意味はないし、、、
大学は、再度勉強し直せば、偏差値も大丈夫だし年齢的にもまだ、間に合う

皆とデビュー出来たら、、、と思ってはいたが、元々、アイドル・アーティストに未練があるとかではないし、、、
、、、いっか、、、