*朝 ページ3
モゾモゾ、とフリスクのベッドから聞こえ、その音で目がさめる。
『…何やってるの?』
フ「バレたか…あのね」コソコソ
『なるほど…』
フ「実行は明日!がんばるぞい!」
パジャマからいつもの部屋に着替え、トリエルママが料理しているであろう、キッチンに私たちは向かった。キッチンからはバターの匂いがして、今にもお腹の音がなりそうだ。
ト「おはよう我が子!さぁ、朝ごはんですよ」
コトッ、と2つのパイがある2つの小さなお皿を、机に優しく置いてくれる。これぞ母の優しさ…!
『美味しい…!』パクっ
フ「味は変わらないね〜」ハムハム
食べる姿も可愛いわ〜!と満足そうに食べる私たちを、キラキラした目で見つめるママ…貴方が可愛いですけど。
ア「おはよう2人とも、今日も元気だねぇ」ナデナデ
優しく頭を撫でてくれるアズゴアパパを、もちろん、トリエルママは睨む。アズゴアパパの反応でわかるもん。
ト「私は少し出掛けてくるから、2人は自由にしていいのよ、行ってきます」
ママの後を追うように、私たちも外に出る。この時は知らなかった…まさか、パパが泣いているだなんて…!
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