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side 貴方
息を整えて、さぁドアを開けるぞって時に、ドアから動いた。
北斗「俺に話があったんじゃないの？」
って笑う貴方の笑顔はやっぱり眩しくて…。
思わず、
「な、なんでも…ないよ！」
なんて見え見えの嘘。
そしたらいたずらに笑う北斗の顔が迫ってくる。
北斗「あれ、俺に嘘ついちゃう？笑」
ジリジリと寄ってきて、どんっと私の横の壁に手をつく。
「ほ、北斗？」
北斗「そういえば、初めてあった時も、こんな感じだったね〜…。」
北斗と…始めてあった日…。
図書館から出てきた、やたら色っぽい男の人。
あの時はトゲトゲしい、ちょっと怖くて近寄りがたい人。
それから…北斗たちの裏の世界を知って、のめり込んで…。
まさか、傷だらけになるなんて思いもしなかったけど、それ以上に得たものもある。
思いを馳せていると、不意に頬に感じる温もり。
北斗「……ここも、ここも…。傷が沢山……守ってやらなくて、ごめんなっ…。」
首や顔に残る傷１つ１つに優しいキスを落とす北斗。
ぎゅっと抱きしめられたその方はわずかに震えている。
「北斗………。」
北斗こそ、傷だらけ。
身体ももちろん、紫耀くんの事で心も切り刻まれたのだろう…。
そうだ…。
今、言わなければ。
あの時、ここで全てが終わるなら、北斗に伝えとけばよかったって思った。
もう二度と、あんな思いをしないために。
これからの2人…そのために。
「北斗………。」
「私……………………北斗が好き。」
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ありりん(プロフ) - 最後まで読ませていただきました！北斗くんと付き合った後のお話や樹やこーちくんたちの過去のお話も読みたいです！ぜひ続編を出してください！ (2021年2月24日 19時) (
レス) id: 481e83cffc (このIDを非表示/違反報告)
レモン - 全て読ませて頂きました！夢中になってよんじゃいました。ぜひ、続編を出して下さい！ (2020年3月13日 15時) (レス) id: 135824d8de (このIDを非表示/違反報告)
Kanon - サイコー!夢中で読んじゃいました。続編希望します!北斗くんと付き合ったその後が見たい、、ゆきさんこれからも無理をせず頑張ってください!! (2018年7月30日 23時) (レス) id: 9b000a6dab (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - Tracyさん» 最後までお付き合いありがとうございました！Tracy様は新作アンケートにもリクしてくださって、本当にありがとうございます！ただいま新作を作成中です。アップした際はよろしくお願いします。 (2017年2月27日 14時) (レス) id: 27e141272f (このIDを非表示/違反報告)
Tracy(プロフ) - 完結おめでとうございます!でもこの作品の更新がなくなってしまうのは，そしてゆきさんの描く北斗くんが読めなく寂しいです...最後まで夢中になって読めました!続編待ってます (2017年2月27日 2時) (レス) id: 9c56e17dfb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき
| 作成日時：2017年2月20日 21時
