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「先輩っ、今日はありがとうございましたっ」
平野「俺も楽しかった」
「じゃあ、家ここなんで…」
平野「…Aっ、もう少し……」
ガチャ
玄関が開く音がする
振り向くとそこにいたのは
「海人…、」
海人「遅いよー、A早くっ…ご飯できてる」
「あぁ、うん…今行くっ、じゃあね先輩！」
平野「ん。じゃあね、また明日」
先輩の後ろ姿を見届けてから玄関に入る
ガチャ
「あれ、海人まだいたの？」
海人「なぁ…あの人と、付き合ってるの？、」
「うん、…この前告白されちゃったんだーっ」
海人「そっか、Aが幸せならそれでいいけど…、」
「なーに、お父さんみたいに…」
海人「…っ、早く…ご飯食べよっ」
「はーーいっ、」
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次の日、いつもの様に部活に行くと
いつもの先輩とは雰囲気が……違う？
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「せんぱーいっ、」
平野「………っ、」
岸「あー、ごめんごめんAちゃん、今日紫耀機嫌悪いみたいだからさっ、俺らとあそぼ？」
岩橋「何する？、トランプ？」
岸「おー、いいねトランプ、ババ抜きとかしちゃう？」
「…先輩、嫌なことでもあったんですか？」
先輩は私の声が聞こえてないみたいに
立ち上がると 帰る。 と一言残して
部室を出て行ってしまった
「ちょっ、先輩！…わ、私も失礼しますっ」
私は急いで先輩の後を追った
「先輩っ、」
平野「…なんだよ…、」
「なんで、避けるんですか？、」
平野「…避けてねーよ、」
「避けてますっ、」
急に立ち止まると、クルッと私の方を向く
平野「…だから、避けてないって、」
「じゃあ、……」
平野「嫉妬してる。」
「へ…？」
平野「あの…幼馴染…？に嫉妬してた、」
「か、海人に…？いやいや、あれはただの幼馴染で……」
平野「ただの幼馴染…？、あいつは、どう見てもAの事好きだろ…」
「いやいや、それはないですってー」
平野「……ありえるって、」
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その後、先輩は今日は1人になりたい。と
私を残して帰っていった
海人が私を好きなはず……ないよね？
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作者名：さーや | 作成日時：2018年9月10日 8時
