俺の継子が幼すぎる【伊黒小芭内】

その他解説 ページ36

・Aちゃんにとっての英雄とは



当初、Aちゃんは長年の地下牢生活のせいで「好き」という感情がわかっていませんでした。
伊黒さんと出会い、助け出してくれた伊黒さんは英雄だから、「私はこの人が好き」と思い込んでいた状態です。

でもその後自分のために色々してくれる伊黒さん本当の意味で好きになり、甘露寺さんと出会ったことで伊黒さんを意識し始めます。

そこからAは甘露寺さんのように明るくなろうと努力し始めました。



・無一郎との関係



甘露寺さんに出会う前にAちゃんは無一郎と合同任務を行いました。
その時に二人は真顔で罵詈雑言を言い合って大ゲンカをし、その結果なんやかんやで大量の鬼を倒してしまったため、その後も合同任務を組まされることが増えました。

そうこうしているうちに無一郎がAちゃんの伊黒さんへの気持ちに気づき、ちょっとずつアドバイスするようになったのがきっかけで、Aと打ち解けていきました。



・煉獄さん



Aちゃんが柱の中で伊黒さん以外に初めて会ったのが煉獄さんです。

煉獄さんは会って一言めにAちゃんの髪を美しいと言ったので、煉獄さんはAちゃんにとって自分の容姿を初めてはっきりと肯定してくれた人でした。
(伊黒さんも優しく肯定はしていますが、Aちゃんを気遣ってあまり容姿の話はしませんでした)

その後、宇髄さんに「派手でいいな！」など褒められたりしているので、自分の髪が忌み嫌われるようなものだという認識は拭え、Aちゃんの明るい性格になる一歩となりました。

ですが、「この髪のせいで地下牢に入れられた」と思っているので、結局最後まで自分の髪色の嫌悪感がなくなることはありませんでした。
もしかしたら、白い髪を一番嫌っているのはAちゃん自身だったかもしれません。

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