君はイジワル

垣間見る ページ14

.




.




まぁそれもあって、俺は好きな時に好きなだけそこに行ける事になったんだ！！









ここの小窓は高い所にあるから、
外の風景も見れて最高！









鳥さんがﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯて言いながらひゅんって飛んで行った。








かわいい〜♡









カァ……









んお？？？？



黒くて真っ黒けっけの鳥だ！！







あれなんて言ったかな、あ、カラスだ！！！






真っ黒の毛並みにキラリと光る目玉。








………あいつみたいだ。









ちょこっと睨んじゃうのも許してくれよ。








「こんにちわ。」









と思ったら話しかけてきた。








「お、おぅ……。」









初めてのことにきょどっちまったぜ。









「ねぇねぇ、君いつもここでお昼寝してるよね？？友達になりたいっていつも見てたんだ。」









およっ？！









そうなのかぁー！！嬉しいな！！









はっ！まてまて、、この手のやり口見たことある。
そうだあいつ！！









ぐぬぬ、、俺はもう騙されないぞっ！









「嘘つけ！そう言って俺を虐める気だろ！」









どっかの誰かさんみたいに！！









「そんな事しないよ…、友達の証としてこれをもってきたんだ。」









目の前にコロン…と置かれたそれ。








「あぁっ！！ひ、ひまわりの種！」









俺の大好物〜♡









「いつもここで美味しそうに食べてたでしょ？好きなんだなって思って、、取ってきたんだ！」









「こ、これ、俺が貰っていいのか？！」









「もちろん！お近付きの印だよ！」









う、うっひょぉ〜！！！めちゃくちゃいいやつじゃねぇか！！！









嬉しくってその場でくるくる回っちゃう。



.




.

垣間見る→←垣間見る

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す