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す……いややっぱ嫌い! ページ10

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「渉帰ってきたぞ。」




「わ、わかってらぁ!!!…、ちょ、ちょっと降ろしてくれよ。」




「はぁ?…俺の力は借りねぇんじゃなかったか??笑」




ぐぬぬっ、確かに言ったけどぉ。




「見つかったら俺怒られちゃう!」




「やっぱゲージから抜け出したらダメなんじゃねぇか。」



はっ、しまった!

風がまた入り込んだ。
夜になると、空気も冷たくなって少し肌寒い。

ふるっと身震いした。



「まぁいいや、仕方ねぇから助けてやる。」





おぉ!なんだよ優しいじゃねぇか!!
やっぱさっきの事といい実はそんな悪いやつじゃn




「降ろして下さい、たいすけ様って3回言え。」




やっぱこいつは嫌な奴です。





「誰が言うかぁっ!!」




「じゃ、そこにいろ。」




そう言ってふいっとあっちに行ってしまった。

そのほんの僅か後に、横尾さんがリビングの扉を開けて入ってきた。





あーーーーー、おわった。





「ただいま、たいすけ。…みーつー。」




そう言ってゲージに近づく横尾さん。



ごめんなさい、そこに俺は居ません。




「みつ……?...また居ない。脱走したな、、?」



はい、その通りです。





「まったく!!油断も隙もない。」




はい、ごめんなさい。



「みつー?みーーつーー!!?どこに行った?」




ここに居ます。


「み………、うわっ、みつ?!なんでそんな所に?!…え、どうやって登った??」



暫くして横尾さんが見つけてくれたけど、
めっちゃ驚いてる。



まぁそりゃそうだよね。




傍観してたたいすけが、横尾さんの後ろから俺をニヤニヤ見てる。





「(バァカ)」




口パクでそう言ってきた。




むっかぁぁぁあ!!

ほんとむかつくやつぅ!!!!!


ダンダンっ!と地団駄して、怒りを紛らわす。




「みつ、ちょっとまっててよ、動いちゃダメだよ?今降ろしてあげるからね。」



そう言って横尾さんが近付く。




よ、よこおしゃぁ〜ん!!!

はやくはやくぅ……泣






ヒュウウッ





ブルっ、、ううっ、寒っ!





「へ、へっくしゅっ!」



ずるんッ



「っ?!?!?」


へ。





あっ、やばい。



くしゃみした反動で足滑らせた。



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みゅう(プロフ) - はじめまして!すごくかわいくて面白い作品ですぐ続きが気になっちゃうので1ストーリーずつ完結したら読もうと思っていたのですが気になって読んじゃいました(><)笑 続きも楽しみにしています! (2021年3月3日 2時) (レス) id: a56be7b975 (このIDを非表示/違反報告)
フェアリーちぇ(プロフ) - 絢音さん» コメントありがとうございます!これからも頑張って書いていきます! (2021年2月19日 3時) (レス) id: 0e79664357 (このIDを非表示/違反報告)
絢音(プロフ) - 初めまして(^^)読んだことないタイプのお話で、ハムみつも猫すけちゃんも可愛くて夢中で読んでしまいました♪続きもとっても楽しみです(^^) (2021年2月18日 9時) (レス) id: f3e37fdd05 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:フェアリーちぇ | 作成日時:2021年2月17日 9時

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