君はイジワル

す……いややっぱ嫌い！ ページ8

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くわっ





？！？！？！！？！









く、口開いたぁーー！！









や、やっぱり捕食する気だぁぁあ！！泣









「ぎ、ぎゃぁぁあ！！やめろやめろ！！！…おっ、俺は美味しくねぇぞぉ！！、」









「…あぁ？んな事知ってるよ。黙ってろ。」









「ぐえっ。」









首根っこをくわえられる。








「何すんだ！離せぇっ！！！！」









「あふぁへんな。」
(暴れんな)








ジタバタしてもびくともしない。
……でも痛くはない。








なんだ？？？何する気だ？？？？







トトトトトト…、







ヒュッ








「っ？！？！うぎゅ！！」








そいつは俺を口にくわえたまま、急にジャンプした。
突然の事に変な声が漏れた。








は、はずかしい。








「フッ。ブッサイクな鳴き声だな。」







むかちん。







お前は嫌な事しか口にできないのか。。








てか、どこに来たんだ？！









と思って状況を確認したら、俺は憧れて止まなかった小窓の縁にいた。









「うぉっ？！た、たけぇ！」








ちょっとびびっちゃった。









「お前があんまりにも羨ましそうだから、特別に連れてきてやったぞ。」









上から目線だな。









「降りたくなったら声かけろ。降ろしてやる。」









な、なんだよ。やけに優しいな。
でも騙されないからな！！








「ふんっ！別にお前の力なんていらねぇし！！」









「………あっそ。」









そう言ったあいつはまたまたスマートに飛び降りてソファの上で丸くなった。

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