「佐藤家の光 2」

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ぶしゅっ！

ぴちょん。

健「....っっ！？....ぎゃあー！！！！！目がっ！！めがぁぁぁぁぁあっっ！！！！」

俊「？！！っええ？！....なになにっ？！」

裕「........ム○カかよ。。」

渉「..ちょっと健永、大丈夫？！」

落っこちかけたミニトマトを咥えられたみつだったけど、完全に口に収まりきってない状態で歯を立ててしまった為に
ミニトマトの汁が飛び出し、更にその汁が
みつのそばで屈んで応援していた健永の目に見事にクリーンヒットしたらしい。。

突然の災難に、健永は目を抑えてゴロゴロとのたうち回る。。

その様子に、少し笑ってしまった。

宏「........ぅ？......？？」

そばにいた健永の急な雄叫びに
びくっ！と肩をびくつかせたみつは、
状況がよめないのか不思議顔だ。

.......元凶なんだけど...苦笑

同じように飛び出してしまったトマトの汁が
みつの口元を汚していた。

高「....あー、あー。口元すごい事なってるし...笑」

そっと口元を布巾で拭き取ってあげた。

しばらくして、もぐ.......もぐ.....とまだ口内に残っていたトマトをきちんと咀嚼して飲み込んだみつは、

「おーちぃ♡」

とニコニコ笑顔だった。。

健「....うっ、うぅっ.....痛かったァ。。」

洗面所で目を洗い流し、少しは落ち着いたらしい健永が、ちょっと涙目になりながら戻ってきた....笑

....健永、哀れ。。

渉「...ちょっと、、大丈夫？目見してごらん。」

心配性なわったーが、健永の目の様子を見ている。

俊「....とんだ災難だったね...苦笑」

宏「....ねね、どちたの....？」

すべての元凶であるはずのみつは、
相変わらずキョトン顔。

でもこの件に関しては、みつも悪気はないし、一生懸命頑張ったゆえの....ねっ！

だから、ここで叱るのは野暮だよね...って
事でみんなスルーした。笑
健永も、別に気にしてなかったし。

宏「....らいじょうぶっ？.....よちよち....。」

なんなら、みつに頭をぽんぽんとして貰えて
ご満悦だった....。

なにそれずっりぃ.....。

渉「みっちゃん、よく頑張ったね！....残りはあーんしてあげるからね。」

宏「...うんっ！...あ〜......。」

その後約束通り、残りのご飯はすべて
あーんして食べさせて貰えたみつは、なんとも嬉しそうにご飯を平らげたのだった。。

みつが、ミニトマトを食べる時は
俺も今後気をつけなきゃな....と思った日だった！

それじゃ、この辺で！

さらばだ〜！

fin

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