「佐藤家の光 2」

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渉side

宏「ただくん、しゃくましゃん、こんばんわ！きょおはねぇ、わーくんのたんじょうびなんらよっ！！♡おへやのかじゃりちゅけ、みっくんととしくんがしたのっ！」

俺の誕生日会を開いてくれてる途中で
佐久間さんと大倉くんが急遽参加した。
と言っても、すぐに帰ってしまうみたいだけれど。。
そんな佐久間さんと大倉くんに、みっちゃんは自慢げに部屋の飾り付けの話をした。

佐「宏光くん、こんばんわ。今日も可愛いねぇ〜♡お部屋の飾り付け、素敵だね。」

佐久間さんの褒め言葉に「えへへ....」とはにかむみっちゃんに、その場の空気が緩やかになる。

大「ほんまにかわえぇなぁ〜♡
.....あんな、、実は俺も今日誕生日やねん。」

宏「しょうなの？......ただくん、たんじょうび、おめれとっ！！」

にへっと笑ってお祝い。

大「...ありがとうな〜♡誰に言われたお祝いの言葉よりも、嬉しいわ♡
プレゼントにぎゅーしてくれへん？」

徐に大倉くんが、とんでもない発言をする。


裕･高「？？！？！？？！！！？」

裕太と高嗣がびっくりした顔になった。
.....太輔は...とても人に見せられない顔をしてた。

太「何言ってるんですかっ！」

強ばった顔で大倉くんに詰め寄る太輔。

大「....ええやん。これくらい。俺誕生日やもーん。これがプレゼントや。」

裕「うわっ......計画犯。」

俊「.....みっくん、すっかり大倉くんも虜にしちゃったんだ....。」

そんな俊哉の言葉に、うんと頷きつつ苦笑いしてしまった。
ほんと、うちの末っ子ちゃんは恐ろしいね...。

太「そんな事、絶対させませんっ！」

健「えーー、大倉さん、可哀想だよ。
プレゼント無いならせめてそれくらい。。」

高「.....まぁ、ぎゅーくらいならいいんじゃない？」

健永と高嗣に窘められ、太輔はまだ納得いかない顔をしつつも、それですぐに帰ってくれるなら...と渋々了承していた。

..ていうか、みっちゃんとのぎゅーって
許可ないと出来ないんだww

太「....1回だけですよ。すぐ離れて下さいね。」

..............アイドルの握手会かよ。


大「なんやケチくさいなぁ.....。まっええわ。
..ひろみつ〜〜！おいでっ。」

宏「.....んっ！」

大倉くんが腕を大きく広げるとみっちゃんはとことこ寄っていってそのままぎゅう、と抱きついた。


宏「....ただくん、おたんじょうび、おめれとっ！」

大「ありがとうな〜♡.....はぁー、仕事頑張れる。」

太「はい、おしまいです。離れてください。」

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