「佐藤家の光 2」

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大「宏光、ほんまかわえぇやん？......最初、女の子かと思ってん。」

あぁ......みっちゃんは確かによく間違えられるからな。
それに今は、太輔のメイクさんがみっちゃんもって特別に髪の毛もふわふわにアレンジしてくれていたから、余計にだろう。

(余談だが、昼前に送られてきたみっちゃんの写真に兄弟みんな悶絶したのは言うまでもない)

大「.....男の子言うから、信じられなくて..ズボンの中身みてもうたわー笑....ごめんなー笑」

太「はいっっ？！？！？」

更なる大倉さんのとんでも発言にさらに
太輔の眉間のシワは深くなり、じろりと目の前の存在を睨みつける。。

.........おいおい、太輔。
仮にも恩人だぞ。(仮かいBY.大倉)

大「まぁでも、宏光くらいの可愛さやったら、男の子でもOKやな〜♪.....宏光、将来俺と結婚しよか？」

渉･太「はぁっ？！？！」

宏「........けっこん、、ってなぁに？」

大「将来、俺のお嫁さんになるって事やで。」

宏「.........ぅ...？」

太「なっ......なななっ！！なにいって......！
大倉さんと結婚なんか.....できませんっ！」

........うんうん、いくら何でもみっちゃん
男の子だからねぇ。
お嫁さんじゃなくて、お婿さんだよね。

太「宏は将来、俺と結婚するんですからっ！」

おいまて。
突っ込むところ違う。

大「.......まっええわ。....宏光もまだあんま理解してないみたいやし、また大きくなったらもう1回プロポーズするわ。....またな、宏光。」

ちゅうっ

太「〜〜〜〜@#☆＆＊∞%□◇△？！」

なんと大倉さんは、みっちゃんのぷくぷくほっぺに可愛らしくキスをお見舞いしたのだ。

太輔の声にならない絶叫が響く。

大「ほな、また〜。」

大倉さんはなんともマイペースに
挨拶して楽屋を後にした。

帰り際に、「大倉くんでええよ♪」とか
言われたけど、多分あんまり関わる事ないと思うんだけど.......苦笑

わなわなと太輔の肩が震える。

太「なにがっ.........ほな、また〜だよっ！............二度と宏光に会わせたりしないからなーーーー！！！！！！！！」

太輔の心の叫びは、しっかりと楽屋の外にまで響いたのだった........。

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