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...お昼も結構すぎた頃。
そろそろみっちゃんを起こして、公園行かなきゃね。
朝のみっちゃんは、少しおっかないけど
(少しじゃない!めちゃくちゃおっかないよ!BY.高嗣)
意外とお昼寝から覚める時はそんなに不機嫌じゃない。
公園に行くよって言うと、お友達と会えて嬉しいのか、割とすんなり起きてくれるのだ。
渉「みっちゃん......みっちゃ〜ん。」
宏「........……ん〜。......ぁ〜い....。」
渉「...ふふっ笑....みっちゃん、起きよっか。そろそろ公園行こう?....お友達、今日もいるかな?」
宏「..............こぅえん........?......いくっ!」
ゴンッ
急に覚醒して起き上がるもんだから、正面にいた俺のおでことみっちゃんのおでこが
思いっきりぶつかってしまった。
宏「っ〜〜〜泣....ふぇっ..いちゃい...」
渉「いっ.....てて......みっちゃん大丈夫?!」
慌てて俺はみっちゃんのおでこを摩る。
宏「....うんっ!らいじょぉぶっ!!......わーくんも、らいじょうぶ?.....めんね?」
同じようにみっちゃんも、俺のおでこをなでなでしてくれた。
渉「すぐ泣き止んで、偉いね。
俺も大丈夫だよ。ありがとう。」
宏「......みっくん、ちゅよいこだからっ!.....ちゅよいこらけど.....ちぅしてくれたら....もっとちゅよいこなるんらよ.....。」
...........何この可愛い子。
要するにご褒美のちゅうが欲しいんだw
みっちゃんは少し恥ずかしそうに、もじもじしている。
そんなの......お易い御用。
むしろ、いつだってしてあげる。
そんな思いも込めて、ぶつけてしまった額にちゅっとキスをした。
愛しさのメーターが爆発して、そのまま何度もちゅっちゅっとキスを繰り返していたら
「.......わーくん、くしゅぐったいっ!....もういぃ.........。」
と手で顔をぐいっと押されてしまったのだった。。w
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作者名:フェアリーちぇ | 作成日時:2020年5月11日 10時