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階段を降りてダイニングにみっちゃんと共に顔を出すと、他の兄弟はどこかホッとした顔をしていた。。
健「よかったぁ〜、やっぱりたいぴーの次に頼れるのは渉にいちゃんだね〜。」
お褒めに預かり光栄ですよっと。
渉「ほらみっちゃん.......挨拶してあげて?」
宏「.........おはよぉ....。」
裕「......寝こけてんじゃんww
ミツ、おはよ。」
高「俺のほっぺ蹴ったの謝れ〜〜....w
みつ、おはよ!今日も可愛いなぁ〜!」
蹴られた割にはデロデロに甘いですね....
高嗣さんっww
宏「........んやぁっ!!」
ほっぺつんつんする高嗣が気に入らなかったのか、今度はその高嗣の手をペシッとはらい落とした。
高「あれま.......怒られちったww」
ぞんざいな扱いされても、本人は楽しそうだw
俊「みっく〜〜ん!!おっはよぉ〜♡
寝ぼけたお顔も天使ですなぁ〜〜!♡萌え萌えキュン!♡」
宏「..........としくん....うゆたいっ!!
........あっちいて..........。」
俊「..........ぴぇ〜ん泣」
うん、本当煩いから.....
あっちいって....w
健「宏光おはよ。お顔洗いにいこっか?」
宏「.....ねね、おはよぉ〜。みっくん、お顔パチャパチャするやちゅ....きらい....。」
みっちゃんね、謎に健永の事を「ねね」って呼ぶんだよねww
どうやら「ねーね」の進化系らしい。
誰が教えたって訳じゃないのに、ある日突然そう呼ぶようになって.......
健永本人は気にしてない、というかむしろなんか嬉しそうだから、特に何も言わない事にした.......。
ただ、外では言わないように教えてはいるw
誤解されかねないからね......。。
健「....きらいかぁ〜。でも宏光のお肌を守る為だからっ!!我慢して〜。」
そう言って健永ははんば無理やりみっちゃんを抱き抱えると洗面所へと歩いて行った。。
ちなみに、みっちゃんの言う、
「お顔パチャパチャ」は洗顔と保湿クリームの事だ。
美容にうるさい健永は、みっちゃんのつるぺたもちもちなお肌を一生涯守るんだっ!と豪語して
評判の良い洗顔料や保湿液に余念がない。
どうやらそれが、みっちゃんはお気に召さないらしいけれど........w
「.......んっ、...やぁっら!.....ぷぅ〜....ぷっ!!......もうおちまいっ!...おちまいしゅるのっ!!」
「はいはい、わかったわかった!
ごめんね.....よくがんばりましたっ!♡
可愛いお顔、こんにちわ〜〜!」
なんて、健永とみっちゃんの微笑ましいやり取りが洗面所の方から聞こえてきていた。。
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作者名:フェアリーちぇ | 作成日時:2020年5月11日 10時