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渉「よしっ、こんなもんかな〜。」
今日も今日とて、俺の一日はみんなの朝食作りから始まる。
仕事を辞めても、こうやって家で好きな事できるし、何よりみっちゃんと居れるから
仕事辞めたことに対して後悔はしていない。。
父さん達の赴任中は、父さん達が生活に困らないだけのお金を送ってくれる事になったけれど、あまり手をつけないようにしよう、、と言う事になった。
その分のお金は、貯金してみっちゃんに貢ぐんだ。
.......なぁ〜んて、半分冗談ですっ!w
ある程度溜まったら皆で1度、あっちに行くのもいいかもしれないって思ってね。
何より父さんと母さんが喜んでくれると思うし。(主にみっちゃんと会える事に)
だから今の佐藤家の大黒柱は、次男である太輔だ。
仕事をセーブしたとは言え、それでもテレビにひっぱりだこだから、親からの仕送りに手をつけなくてもやっていけてるんだ。
俊「おっ、いい匂い〜〜!!今日もわったーのご飯は、美味しそうですな〜!」
渉「当たり前でしょ。毎日丹精込めて作ってんだから。」
健「渉にいちゃん、いつもありがと〜。」
健永は素直でいい子だなぁ。。
渉「あーーっと、高嗣大丈夫かな?w」
裕「.....今頃手こずってるだろうねぇ〜。」
というのも、今日はいつも一緒に寝るみっちゃんと太輔は、別々に寝ているのだ。
普段太輔が、早朝の仕事がない場合は
よっぽどのことが無い限りみっちゃんは太輔と寝る事をご所望する。
でも今日は、そんな太輔の早朝からの仕事がある日。。
「やだ!たぁちゃんとねんねしゅるっ!」
と地団駄踏んでごねるみっちゃんを、
なんとか宥めて昨日は高嗣と寝てもらったのだ。
更にそこから問題なのが、太輔と寝れなかった日の翌日のみっちゃんは、すこぶる機嫌が悪くなるって事........w
太輔との時も基本悪いけど、あんなの可愛いものだww
高嗣大丈夫かなぁ。。。
高「............うぐあっっ!!!
いっっっってぇ〜〜〜〜!!!!!!!」
なんて心配してたら、高嗣の部屋から
不穏な叫び声が聞こえてきてしまった。。。
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作者名:フェアリーちぇ | 作成日時:2020年5月11日 10時