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ちょっと待って何で爆発すんの?!
まだ火とか使ってないんだけど!
莉犬くんの手元を見ると、ボールの中には黒焦げになった“生クリームらしきもの”があった。
「何でこうなった?」
莉「わかんない…混ぜてたらドカーーン!!って………うわああああああん!Aちゃんごめんねええええ!俺Aちゃんの足手まといになっちゃったあああああ」
わんわんと泣きじゃくる莉犬くん。
あーあー莉犬くんまで泣いちゃったんですけど!
「ちょっとーころちゃんも莉犬くんも泣かないで?大丈夫だから、ね?」
こ・莉「うわーーーーーーん!!」
「ええー……全然泣き止まないんだけど…
ちょ、るぅちゃんっ!2人が泣き止まないんだけどどうし…」
チュドーン!
る「A!小麦粉開けたら爆発しました!!」
おいだから何でだよwww
え?何で爆発?
もう一度言うけどまだ火とか使ってないからね。
粉が飛び散り真っ白になったるぅちゃん
こちらを向いて立ち尽くしている。
莉「る、るぅちゃん…!こんな真っ白になっちゃって……」
こ「るぅとくん爆発したの?こわかったねぇ、こわかったねぇ」
「いやるぅとくんは爆発してないけどね。爆発したの小麦粉な」
莉犬くんところちゃんは、真っ白になったるぅちゃんに駆け寄ると
そのまま3人で抱き合い、「お菓子作りこわい…」と言いながら再びおいおいと泣き出した。
うん何これ…
飛散した粉、焦げ付いた床や壁、汚れまくった調理台
まるで事故現場のようなキッチンと、3人の姿を見ながら思う。
子供組、お菓子作り向いてないわ。
「はぁ…わかった、もうケーキ作りはやめよ。やめてイチゴだけ食べよ。」
こ「そうやね!なら僕イチゴ洗うわ!」
る「僕お皿持ってきます!」
莉「俺冷蔵庫から練乳とってくる!」
うん、これでいい、これでいいんだよ。
もうみんなで仲良くイチゴを食べよう。
「じゃあ私はフォーク持ってくる…」
チュドーン‼‼‼
こ「ギャアアアアアアア!!イチゴ爆発したああああああああああ!!!」
だから何でだよwwwwwwww
イチゴの爆発により赤く染まるキッチン。
ころちゃんたちは恐怖で再び泣き出すし、
もうどうすれば…
「うん、もうわかった、私があれ作るよ」
こ・る・莉「あれ?」
私はあれを作ることにした。
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蝉-セミ-(プロフ) - みこさん» 一緒にしばきにいきましょう。把握ありがとうございます! (2021年4月10日 17時) (レス) id: 14e4c02b0e (このIDを非表示/違反報告)
みこ - 蝉-セミ-さん» 私もしばきますwあと、把握です! (2021年4月10日 16時) (レス) id: 2da466f456 (このIDを非表示/違反報告)
蝉-セミ-(プロフ) - みこさん» そうだそうだ!(便乗)あのキッズたちはあとで私がしばいておきますね( ^ω^ ) (2021年4月5日 21時) (レス) id: 14e4c02b0e (このIDを非表示/違反報告)
みこ - 最強エンターテイナーを面白くないと言うなああああああ!!!!!! (2021年4月5日 20時) (レス) id: 2da466f456 (このIDを非表示/違反報告)
蝉-セミ-(プロフ) - 雨歌さん» 実際にこういう返しをする子がいたらかなりやばいですねwwありがとうございます。こういうコメントをもらえると頑張れます。これからもよろしくお願いします( ^ω^ ) (2021年4月4日 22時) (レス) id: 14e4c02b0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蝉-セミ- | 作成日時:2021年2月3日 20時