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こ「やだやだ!僕行かないよ!!」
ころちゃんにおつかいを頼んだが、どうしても行ってくれない様子。
仕方ない、私が行くか…
る「イケメンさん、あ、間違えた、ころちゃん、どうしても行けませんか?」
こ「えっ、僕ってイケメン?」
る「はい、ころちゃんはとってもイケメンですよ」
にっこりとるぅちゃんが笑う。
こ「えぇ〜?ほんとにぃ?いやぁ、知ってたけどさぁ〜〜w
しょうがないなぁ〜wじゃあちょっと行ってくるわw」
そう言ってころちゃんは首にがま口財布をぶら下げて、嬉しそうに家を出て行った。
る「チョロいですね。」
「うん、今のはチョロかった」
リビングの窓から、自転車でノリノリで出掛けるころちゃんを見送りつつ
私たちはお菓子作りの準備を始めることにした。
「えっと、まずはエプロン付けなきゃね!
はい、莉犬くんるぅちゃん、これ着て!!」
タンスから引っ張り出したエプロンを渡すと、莉犬くんたちが少し困った顔をする。
莉「えっと……Aちゃん、これ…」
「ん?」
る「僕たちこんなフリフリのエプロン付けるの、恥ずかしいです…」
そう、私が2人に渡したのは、メイド喫茶のメイドさんが付けるような、フリルのついた白いエプロンだった。
「ごめんね、さとみくんとなーくんのエプロンを借りようと思ったんだけど、今どっちも洗濯してて…」
だからこれ着て、お願い!と頼むと、2人は渋々了承してくれた。
莉「ど、どう……?」
る「変じゃないですか…?」
「イヤァアアアア!!!可愛いいい!!2人ともすごく似合ってるよ!!!可愛い!!!」
莉「Aちゃんに可愛いって言われるの、あんま嬉しくない……」
「えっ?でも可愛いよ?」
る「なんか複雑…」
「どうして?wじゃあかっこかわいいよ!」
莉「かっこいい?」
「うん!かっこかわいい!」
私がそう言って褒めると、2人は後ろで手を組んで、もじもじと嬉しそうにする。
はぁ〜天使!かわいい!
莉「というかAちゃんはさ、それ何着てんの?」
「えっ、これ?割烹着だけど。」
る「なんか、古いというか、サザ○エさんのフネさんを思い出すんだけど…」
「そう?」
割烹着、けっこう可愛いと思うんだけど。
こ「ただいまああ!バターと生クリーム買ってきたよー
…ってキミたちその格好なにwwwwAババアじゃんwwwww」
「誰がババアだよ」
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蝉-セミ-(プロフ) - みこさん» 一緒にしばきにいきましょう。把握ありがとうございます! (2021年4月10日 17時) (レス) id: 14e4c02b0e (このIDを非表示/違反報告)
みこ - 蝉-セミ-さん» 私もしばきますwあと、把握です! (2021年4月10日 16時) (レス) id: 2da466f456 (このIDを非表示/違反報告)
蝉-セミ-(プロフ) - みこさん» そうだそうだ!(便乗)あのキッズたちはあとで私がしばいておきますね( ^ω^ ) (2021年4月5日 21時) (レス) id: 14e4c02b0e (このIDを非表示/違反報告)
みこ - 最強エンターテイナーを面白くないと言うなああああああ!!!!!! (2021年4月5日 20時) (レス) id: 2da466f456 (このIDを非表示/違反報告)
蝉-セミ-(プロフ) - 雨歌さん» 実際にこういう返しをする子がいたらかなりやばいですねwwありがとうございます。こういうコメントをもらえると頑張れます。これからもよろしくお願いします( ^ω^ ) (2021年4月4日 22時) (レス) id: 14e4c02b0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蝉-セミ- | 作成日時:2021年2月3日 20時