苺王子家の妹！2 【stpr】

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お姉さん1「てゆーかお兄さん、めっちゃイケメンですね！！超タイプなんですけどぉ〜！！」

お姉さん2「マジかっこいい〜！吉沢亮を5000倍かっこよくした感じじゃない？」


うわ…さとみくんめっちゃキャーキャー言われてる。


吉沢亮5000倍は言い過ぎだろ。



さ「え〜？かっこいいすかね？それほどでもあります」


綺麗なお姉さんたちに言い寄られて、さとみくんも満更でもない顔してるし…。


でもお姉さん見て？その人右手にウンコ入った袋持ってますよ。

ウンコ持った成人男性はかっこいいですか？

考え直してほしい。



さとみくんはもういいや。





なーくんとジェルくんはどうしてるかな。


きょろきょろと周りを見回すと、なーくんの姿を見つけた。



な「おばあちゃん大丈夫？俺荷物持つよ？」

おばあちゃん「ああ、すまないねぇ」


なーくんはどうやらおばあちゃんを助けてるらしい。

あれ、風太郎くんのお家は？お家を探して？


な「駅まで行くんだよね。俺も一緒に行くよ」

おばあちゃん「まぁ、悪いねぇ。腰が悪いから助かるよ。
ところであんた、よく見たらいい男だねぇ。恋人はいるのかい？」

な「俺？今はいないよ〜w」

おばあちゃん「そうかい、それは勿体ないねぇ。私があと50歳若かったら、立候補するのにねぇ、ほっほっほっw」

な「あははっwおばあちゃん、ありがとねーw」


そう言ってなーくんとおばあちゃんは、手を繋いですぐそこにある駅まで行ってしまった。


なーくん…早く帰ってきてね…。






子供1「おいジェル！なんか面白いこと言えよ！」

子供2「言えよ！」



ん？今度は何？

子どもたちの声がする方を見ると

ジェルくんが近所のキッズに絡まれていた。



ジ「委員会やすんでいいんかい？クレヨンをくれよん！お金が喋った、おっかね〜！ピカチュウ進化中」

子供1「は？なにそれ」

ジ「は？ダジャレやけど」

子供1「ジェルおもんな！」

子供2「おもんな！帰ろうぜ」


ジ「んだとこらクソガキが、しばくぞ！」



「…ジェルくん？」

ジ「あ、Aすまん、風太郎の家見つからんかったわ」

「いやいま子供と遊んでたよね？ちゃんと探して？」



ちょっと！！この人たち全然探す気ないじゃん！！




風「Aちゃん、ぼく、のどかわいた」

風太郎くんが少し疲れた顔をしてこちらを見ている。

私もちょっと疲れたな…。

「そうだね。コンビニでジュース買おっか」

風「うん！」



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