すとぷり 小説書きました。

吸血鬼？15話 ページ23

「今日は転校生がいます。皆さん仲良くしてください」

「先生！転校生って男ですか？女ですか？」

「見たらわかりますよ！それでは入ってきてください」

呼ばれた。緊張とわくわくでどうにかなりそう。

「は、初めまして。るぅとです」

「可愛い・・・」

「へ？」

可愛いって言われた。こんなのころちゃんとさとみくんに言われただけなのに・・・。

なんか恥ずかしい。

「じゃぁ。るぅとくんは、ななもり。さんの前の席で」

「え？なーくんさん！？」

「なーくんさんってなーくんで良いよ！」

僕は席に座った。

「お久しぶりです！」

「うん!久しぶり！るぅちゃん！」

知っている人が居て良かった。僕は安心した。

「るぅちゃん俺もいるで〜！」

「ジェルさんも！？」

「ジェルでええで？」

ジェル・・・くんも居て、安心した。

「ころちゃんは？ここじゃないんですか？」

「あぁ。ころんは二組じゃなくて一組だから！ここには居ないで」

「なるほど。じゃぁ。後で会いに行きますね！」

なーくんに小さい声で言われた。

「行かない方が良いよ。ここって、ころんさんとさとみさんを狙ってる人多いから・・・」

「そうなんですか！？じゃぁ。行きません」

「俺付いてったるは、後で一緒に行こう！！」

「本当ですか！じゃぁあとで行きましょう！」

「ＯＫ！」

ジェルさ・・・くんも、優しい。でも、なーくんに悪い気が・・・。

なーくんの方を見たら、ニコニコしてた。

「なーくん？」

「仲良くなって良かった！俺も付いてくね！」

「良かった！なーくんがいると心強い！俺一人じゃやっぱり怖いから・・・」

「そろそろ、授業初めて良いですか？お三方？」

先生が近くにいて、そう言われた。

僕たちは、前を向いて、背筋を伸ばした。

「はい！すみません！」

ジェルくんが大きい声でそう言った。

みんなが笑っていた。すごい！人を笑顔にする事が出来るなんて！

人ではないけど・・・。

その後も、色々あって結局昼休みにころちゃんに会いに行くことになった。

「ころん居る？」

「ジェルくん！？何でそうやって入っていけるわけ！？」

なーくんに説教されていた。

「ごめん・・・」

僕はゆっくり教室を見た。そしたら、さとみくんに取り押さえられているころちゃんがいた。

「ジェル！！手伝え！」

「ころん何したん？」

「るぅとに会いに行こうとしてたんだよ！」

僕はびっくりしてしまった。同じ事考えてたんだ。

「るぅとならそこにいるで？」

アンケート出来ました！→←遅くなってすみません・・・。

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