殺伐とした部屋 2 ページ7
おかりんが忙しいらしいので、簡単な変装してテレビ局へ１人で行った。
百は、千から連絡もなかったから先に行って千と話したいから、迎えに行けなくてごめんって言ってた。
もう既に、昨日の続きが行われるのなんて記憶がない人だって分かる。
『･･･はあ。』
昨日の２人の喧嘩は、私が介入しない予定だった。
でも百が“ユキはまだヤスが好きだから、聞くから！”って言われてムカついた。
千が私の言うこと聞いた試しなんて、ほとんどない。
百がツクモ以外で私の話を聞くことはあっても。
【だから、好きなら耳を傾けるんだと百が思うのは分からなくもないけど、あのタイミングでは良くない。】
千も私も、百の言うことは結構確かに聞いてきた。
特に千は衝突が少なかった。
メイクをして息を吐いて、化粧室を出た。
「おはようございます。ヤスさん。」
『おはよう、おかりん。今来たの？』
「はい。今日は迎えに行けなくてすみません。」
『大丈夫だよ。来れない時もあるでしょ。気にしないで。』
おかりんと話ながら歩いてると、すれ違う人がRe:valeの仲が悪いとか言ってる。
おかりんが心配そうな顔で私を見た。
『原因はわかってるよ。昨日からだから。』
「昨日からですか！？」
おかりんが早歩きで先に楽屋に行った。
ゆっくり楽屋に着くと、喧嘩の原因を２人がおかりんに話している。
百は大きい声で千に言ってるし、それに対して千の眉間が皺よって、千が静かにブチブチキレてるのが良く分かる。
どっちも怖･･･
【昨日も、百が千に“トラウマが多いだろ”って言った時、千がキレた音が聞こえたような気がしたもんなあ･･･】
おかりんが、スッゴく深ぁく溜め息をついた。
「おかりん、ヤス、今すぐオレを麻酔銃で撃って。芸能史上に残る猟奇事件を起こしそう。」
「狩猟免許持ってないので無理です。」
『起こさないから。』
「モモには出来ないよ。言っておくが、怒ってるのは、おまえじゃなくて僕の方だからな。あんなイカれた男とよく付き合ってたな。Aが初めから反対する筈だ。根は悪い人間じゃないって話を、ずっと真に受けてた僕の善良さに涙が出るよ。いいか。二度と僕を騙すな。」
「ユキは星影、オレはツクモ、ヤスは岡崎っていうのは、一緒に話し合って決めた事でしょ。お互い役割を果たしてきただけだ。騙す騙さないなんて話の次元が違う。そっちこそ、二度とオレの邪魔しないで。」
千が息を吐いた。
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ミズ ミズ(プロフ) - エレノアさん» if･･･九条天、公開しました！のんびり更新で申し訳ないですが、良ければどうぞ＾＾ (2019年8月1日 1時) (
レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
エレノア(プロフ) - ミズ ミズさん» 分かりました！気長にお待ちしております((｡´･ω･)｡´_ _))ﾍﾟｺﾘﾝ (2019年7月22日 3時) (レス) id: 3eb5819514 (このIDを非表示/違反報告)
ミズ ミズ(プロフ) - エレノアさん» ありがとうございます＾＾どれかキリがついたら出そうと思います！ (2019年7月17日 3時) (レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
エレノア(プロフ) - ミズ ミズさん» 出来るんですか！？凄く嬉しいです！幾らでも待ちます！ (2019年7月14日 13時) (レス) id: 3eb5819514 (このIDを非表示/違反報告)
ミズ ミズ(プロフ) - エレノアさん» エレノアさん、天くんsideは作成出来そうです。ただ、もう少し練った上で公開させて頂いてもよろしいでしょうか？ (2019年7月12日 0時) (レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miz | 作成日時：2019年6月22日 8時
