“アイナナ警察2” （記憶にある未来） 〜百side〜 ページ36
“アイナナ警察2”の資料をもらった日、目を通しながらマネ子ちゃんとラビチャしていた。
設定が、バンさんとユキを明らかに想像させて、オレとユキの関係みたいにもなっていて思考が止まった。
動揺が隠せなくて打ち間違いもして･･････
Aが出演しないから、それだけはオレが･･･オレ達が知ってる関係とは違う。
【Aは知ってるかな？知っていたら、この設定が前世の記憶と同じなんだろうな･･･】
でも、知らなかったら？
知らなかったら、相談するのが憚られる。
いや、知っていても、相談出来ない。
Aがいない世界の設定。
Aが、自分がいる意味を考えていた事があるのは聞いた。
笑って言ってたけど、アイナナ警察2の設定は、Aがいなくても世の中は回る様な気分にさせられるかも知れない。
【傷ついては欲しくない。】
自分の中で消化しないと。
ユキもオレを心配してくれてるから、それが嬉しくて“大丈夫だよ！オレたちツーカーだから、いちいち言わなくてもいいよ！”と笑うと、ユキも笑ってくれた。
Aとも相思相愛だから大丈夫。
この撮影が終われば、このモヤモヤもきっと消えるはず。
そう思っていた。
・
アイナナ警察2の追加資料と台本を貰った日。
Aはドラマの仕事でいない。
【むむむ･･･ここ４日位、Aと会ってないなあ･･･】
龍之介と出かけてばかりで楽しくはあるんだけど。
「百くん、珍しいですね。眉間に皺が寄ってますよ？」
おかりんに言われて皺を伸ばす。
笑った。
「Aと会ってないな〜って思ってさ！」
「ドラマ撮影で地方行かれてますからね。連絡しないんですか？」
「ラビチャだけだよ。撮影の邪魔になったら嫌だし。」
「最近ラビチャ、いつもよりしてるよね。」
ユキの言葉にスマホを出す。
電話しよう！と打って送ったものの、Aが気づいたのがオレが寝てる時だったり、タイミングが合わなくて、すれ違い。
そう話すと、おかりんもユキも笑った。
「明日会えるよ。今日帰ってくるから。」
「何時？」
「夜中だそうです。明日オフですが。」
夕方からヤスで仕事はあるけど。
というのは言わなくても分かる。
対してオレとユキは日中、アイナナ警察2の収録。
夕方には会える。
【ああ、もう。なんも話さなくて良いから、ギューッてして、いちゃいちゃしたいー！！】
完全にA不足。
変な態度とってしまいそうとか、そういうの考えずに、ただAに会いたい。
“アイナナ警察2” （記憶にある未来） 2 〜百side〜→←万への告白 2
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ミズ ミズ(プロフ) - エレノアさん» if･･･九条天、公開しました！のんびり更新で申し訳ないですが、良ければどうぞ＾＾ (2019年8月1日 1時) (
レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
エレノア(プロフ) - ミズ ミズさん» 分かりました！気長にお待ちしております((｡´･ω･)｡´_ _))ﾍﾟｺﾘﾝ (2019年7月22日 3時) (レス) id: 3eb5819514 (このIDを非表示/違反報告)
ミズ ミズ(プロフ) - エレノアさん» ありがとうございます＾＾どれかキリがついたら出そうと思います！ (2019年7月17日 3時) (レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
エレノア(プロフ) - ミズ ミズさん» 出来るんですか！？凄く嬉しいです！幾らでも待ちます！ (2019年7月14日 13時) (レス) id: 3eb5819514 (このIDを非表示/違反報告)
ミズ ミズ(プロフ) - エレノアさん» エレノアさん、天くんsideは作成出来そうです。ただ、もう少し練った上で公開させて頂いてもよろしいでしょうか？ (2019年7月12日 0時) (レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miz | 作成日時：2019年6月22日 8時
