万への告白 ページ34
MEZZO"の収録のスタジオに入るならと、楽屋に戻って鞄から一冊のノートを出した。
スタジオに戻ろうとすると、スタジオの外の廊下で、既に万と百が話をしていた。
【やっとあの悪夢から、ちゃんと解放されるんだな･･･良かったね、百。】
百の寝言は、面白いこともあるけど、苦しそうな時もある。
千は苦しそうな時に、気づいてるか分からないけど。
千は百と万を、嬉しそうに見てる。
私まで嬉しくなって駆け寄った。
「･･･オレ、Re:valeのファンですから、仲良くしてる3人が嬉しいです！」
百の言葉に、千が更に嬉しそうになった。
万は私に背中を向けていて、見えないけど。
「前みたいに仲良くだって。仲良かったんだな、僕たち。」
「百くん、君は誤解している。あれはファンサービスだよ。」
思わず笑った。
真面目な声色をしてるから、大真面目な顔をしてるんだろうけど。
千が大好きなくせに。
「ひどいこと言うなよ！」
『本当。照れ隠しも程々にね？』
私が言うと、3人共私を見たけど、百が笑った。
「照れ隠しじゃない。苦労したんだから。」
万が大真面目な顔で言った。
「そういえばヤスは、何でどっか行ってたの？」
百の問いに、ノートを見せた。
中をペラッとめくって、封筒も。
百の頬が引きつった。
『いや、楽しそうだし、もう見せるのやめようかなと思ってるんだけど･･･』
捨ててもいいなと思ってると、横からヒョイとノートを取られた。
「･･････大神万理、殺 害･･･計画書･･･」
ノートを持った万が、わかりやすく引きつった顔をしていた。
「これ･･･千の字･･･」
「いなくなって、100万回くらい頭の中でころしたよ。」
「頭の中だけじゃなくて実際に書いたのか･･･」
『でも千の遺 書も存在するから。』
封筒を見せると、万が笑った。
「まあ、しょうがないよな。何も言わずに姿消したんだから。･･･本当に俺が亡くなったら、これが証拠になったりするから、早く処分しろよ。」
「ヤスが、万に見せたら面白そうって言ったから、ヤスが預かってたんだ。」
千の言葉に、万が驚いたように私を見て、笑う。
「悪趣味。」
『百だけが、万が亡くなる事を想像してるみたいになると、百が可哀想でしょ？百は夢の中だけだけど、千は現実に考えてたんだから。』
万への告白 2→←NO DOUBT （NEXT Re:vale）3 〜百side〜
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ミズ ミズ(プロフ) - エレノアさん» if･･･九条天、公開しました！のんびり更新で申し訳ないですが、良ければどうぞ＾＾ (2019年8月1日 1時) (
レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
エレノア(プロフ) - ミズ ミズさん» 分かりました！気長にお待ちしております((｡´･ω･)｡´_ _))ﾍﾟｺﾘﾝ (2019年7月22日 3時) (レス) id: 3eb5819514 (このIDを非表示/違反報告)
ミズ ミズ(プロフ) - エレノアさん» ありがとうございます＾＾どれかキリがついたら出そうと思います！ (2019年7月17日 3時) (レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
エレノア(プロフ) - ミズ ミズさん» 出来るんですか！？凄く嬉しいです！幾らでも待ちます！ (2019年7月14日 13時) (レス) id: 3eb5819514 (このIDを非表示/違反報告)
ミズ ミズ(プロフ) - エレノアさん» エレノアさん、天くんsideは作成出来そうです。ただ、もう少し練った上で公開させて頂いてもよろしいでしょうか？ (2019年7月12日 0時) (レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miz | 作成日時：2019年6月22日 8時
