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『えー？うーん･･･そうだな、芸能界で生きれなくする位は出来るようになるかも？』
うわ、こわー。
何で俺、こんなの好きなんだと思う瞬間だな。
「A、千に似てきた？」
『失礼ね。絶対ほめ言葉じゃないよね。』
「分かってるならまだマシか。」
『どうせ万だって同じ事するくせに。』
いや、しない。
「俺はまともだ。」
『そういう人が一番危ない。』
笑い合う。
軽口たたけるのは楽しいかな。
ベクトルは向かないけど。
･･････って、諦めるとか思ってんのに何でまた楽しいとか！
「ああもう、嫌。」
『何が？』
「いや、こっちの話。」
不思議そうな顔をした後、ニコニコしながらパソコンを見ながらメモにペンを走らせるA。
何の警戒心もない背中。
俺が恋愛感情を持ってるなんて微塵も感じていないんだろう。
･･････百くんへの感情がファンだと気づいたんだっけ？
【あれ？じゃあ俺、諦めなくてもいいんじゃないか？】
「なぁ。」
『んー？』
「百くんへの気持ちがファンって、何でそう思ったんだ？明らかに恋してる態度だったけど。」
『んー･･･好きだけど、百の私に対する感情って憧れ以外の何物でもないと思ってて、そこで葛藤して。･･･気づいたんだよね。それで満たされてる自分に。だから好きだったけど風化した？みたいなもんかな？』
「へぇ。まぁ長いもんな、百くん好きでいた期間。」
『そうね。前世抜いても7年位かな。好きだと思ってた期間。』
「はは。千と同じか。千はまだ、Aに迫ってるの？」
『毎日のように、ヤスと同じ扱いだよ、2人共。』
ん？2人共？って事は･･････
「百くんも？」
『あの態度は勘違いするわ。恋愛対象だと思われてる気分になる。』
「はは･･･。」
そうか。
百くんは恋愛感情を引きずってるのか。
いや、一生懸命頑張っているのか。
タイミングが大事だとは言うけど、逃したんだ。
元に戻る可能性は？
元々好き同士ならありえそうだ。
「百くんがAを恋愛対象として見てると言ったら、信じるのか？」
聞くと、Aは目を丸くして驚いている。
やっぱり、信じなさそうだな、なんて思ってると、意外な答えが返ってきた。
『いつも言われてるような言い方だと信じない。･･････記憶にある位、真面目だと分からない。』
【真面目だと分からない･･･？信じるかも知れないって事か？】
あんなに、自分を恋愛対象と見られるわけがないと豪語していたAが？
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ミズ ミズ(プロフ) - 南雲藍琉さん» キャラ掴み出来てますか？万の口調は千相手と夢主相手だと、ちょいちょい変わるので、ちょっとドキドキですｗ (2019年7月2日 6時) (
レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
南雲藍琉(プロフ) - 万さんの小説ってだけでだいぶキてます。供給ありがとうございます……。 (2019年7月2日 0時) (レス) id: 95a4309a02 (このIDを非表示/違反報告)
ミズ ミズ(プロフ) - 麗妃さん» お待たせしました！ありがとうございます！よろしくお願いします！ (2019年6月30日 12時) (レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
ミズ ミズ(プロフ) - あいすさん» 読んでいただきありがとうございます！よろしくお願いします！ (2019年6月30日 12時) (レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
麗妃(プロフ) - 万さんルートありがとうございます！待っていました！！読んできます！！ (2019年6月30日 11時) (レス) id: d59234d3e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miz | 作成日時：2019年6月16日 10時
