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「でも自覚したのは、Aが百くんの事好きって知った辺りだな。Aも知ってるだろうけど。まぁ千には可哀想かも知れないけど、俺は百くんとA派。」
『つむちゃんはどっち派って言ってた？』
「どっちもだって。美男美女の千とヤスもいいし、性格が正反対の百くんとヤスもいいって。」
『へぇ。両推しもあるんだ。』
「少数だけどな。で？百くんとはどうなの。」
Aがため息をついた。
話を戻すなと言いたげだな。
さっき戻されたし、おあいこだ。
『どうもないよ。凄い好きだけど、ファンとして好きとか。そういう感情なのに気づいた。』
「え？」
いや、明らかにお互いに大好きーって空気が凄かったと思うのは、俺だけだろうか？
確かに百くんは、Aや千や俺の大ファンなんだろうっていうのは分かる。
でもいつだってAをよく見てた。
全推しだと言われたら納得するけど、Aを見る目だけは違ったように見えた。
千のように独占欲丸出しではなかったけど。
【ん？】
Aがパソコン画面を見て固まってる。
･･････悪いの見たのか。
「A、見すぎるなよ。これは一部だ。全てじゃない。自分を見失うなよ。」
『あ･････』
Aはハッとした顔をした後、笑顔になった。
『ありがと、万。』
Aの笑顔にホッとした。
もうこれ以上は見せない方がいい。
「じゃ、これは終わり。パソコンは、これ教わって何したいんだ？」
パソコンでスマホの情報を見る方法。
スマホ忘れた時用か？
もう一つは･･･大丈夫か？これ。
“相手に分からないようにするにはどうするの？”
あの質問がひっかかる。
悪い事に使わなきゃいいけど。
『内緒。でも教えてくれるでしょ？』
「分かった。悪い事には使うなよ？」
『それは、あっち次第かなー？』
その相手という事か。
誰だろう。
心配になりながら、Aの頭を小突いた。
『そういやさ、小鳥遊事務所からデビューする人って目星つけてるの？』
「ん？ああ、そうみたいだな。社長が何人か目星付けてるらしいよ。最終的に何人になるか分からないって言ってた。」
『ふーん･･･まぁでも良かったね。つむちゃんと一緒に働けるしね。』
またか。
どうも紡ちゃんとくっつけさせたがるな、こいつ。
人の気も知らないで。
「またその話か。」
『別に万の気持ち聞かなくてもいいけどさ、つむちゃんモテるし、泣かしたら私がただじゃおかない。』
「ただじゃおかないって･･･何するんだ？」
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ミズ ミズ(プロフ) - 南雲藍琉さん» キャラ掴み出来てますか？万の口調は千相手と夢主相手だと、ちょいちょい変わるので、ちょっとドキドキですｗ (2019年7月2日 6時) (
レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
南雲藍琉(プロフ) - 万さんの小説ってだけでだいぶキてます。供給ありがとうございます……。 (2019年7月2日 0時) (レス) id: 95a4309a02 (このIDを非表示/違反報告)
ミズ ミズ(プロフ) - 麗妃さん» お待たせしました！ありがとうございます！よろしくお願いします！ (2019年6月30日 12時) (レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
ミズ ミズ(プロフ) - あいすさん» 読んでいただきありがとうございます！よろしくお願いします！ (2019年6月30日 12時) (レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
麗妃(プロフ) - 万さんルートありがとうございます！待っていました！！読んできます！！ (2019年6月30日 11時) (レス) id: d59234d3e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miz | 作成日時：2019年6月16日 10時
