NO DOUBTのMV撮影 〜千side〜 ページ16
大和くんが出て行くと言って、MV撮影の日。
【スタント用意しようって言ったのに･･･】
夜中、動作確認の後にモモと戦闘。
危うく滑りそうになるも、何とか持ちこたえる。
モモとジム行った成果かな。
次の日のカフェは良かった。
オープン前なのにも関わらず、サンドイッチを用意してくれていた。
【ピクルスも美味しい･･･】
ポリポリ食べてると、モモが笑って言った。
「ユキ！今度絶対、サプライズでA連れて来ようね！めっちゃ喜んでくれるよ！」
「？そう？･･･まあ、美味しいし、いいけど。」
そこまで？
美味しい所に連れて行きたいっていうのは分かるけど。
「Aのキラキラした、すっごいいい笑顔が見れるよ！」
【･･････。】
「モモ、Aが可愛いからって、迫らないでね。」
「えっ！？」
モモが真っ赤な顔して慌ててる。
迫らないよ〜って笑顔で。
【モモが物凄いいい笑顔で言ったから、ヒヤッとした。】
そう思いながら、コーヒーに口をつけた。
展望台の撮影もすぐ済んで、立体駐車場に来た。
【高い･･･】
え。
本気でモモ、あそこまで飛ぶのか？
【スタント用意しようって言ったのに･･･】
再度同じ事を思う。
大体、ソライロタワーで怖いって僕にしがみついてたじゃないか。
これが平気なのに？
モモが良く分からない･･･
「百さん、どうですか？テストしましょう。」
「OK、OK！」
「じゃあ、スタート！」
モモが飛んだ瞬間、血の気が引いた。
ワイヤーが引っ張られる。
モモが向こう側の駐車場に入ったのを見て、肩と足の力が抜けた。
「千さんの方がテスト必要でしたね。」
「･･･そうね。」
スタッフに苦笑いに、苦笑いで返した。
駐車場の撮影が終わってからナギくんから電話が来た。
大和くんが打ち上げ話会をすると言う。
ナギくんの後ろで大和くんが吠えてるのを聞いて、気分が上がった。
「楽しみにしてるよ。」
そう言って電話を切ると、モモが嬉しそうに聞いてきた。
「ユキ、誰から電話？」
「ナギくんだよ。大和くんが寮で打ち上げ話会するらしいよ。大和くんがやめろって言ってたけど。･･･楽しそうだよね。Aも行くって。」
「へえ！オレも誘われるかな？」
「誘われなくても行こうか。楽しそうでしょ？」
「楽しそうっていうより、オレは大和が幸せそうなの見たいな！ユキやAが大事にしてる子だからさ！」
モモが笑って言うから、僕も暖かい気持ちになって、そうねと言って笑った。
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ミズ ミズ(プロフ) - 伊織露維さん» いつもありがとうございます！気分はずっと書いていたいんですけど、体と時間は思うようにいきませんね(笑)でもお気遣いありがとうございます＾＾気をつけながら頑張ります！ (2019年8月5日 8時) (
レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
伊織露維(プロフ) - めっちゃくちゃ好きです。更新を何より楽しみにしています。お疲れの出ませんように…。 (2019年8月5日 1時) (レス) id: 2aaf981a59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miz | 作成日時：2019年5月31日 8時
