あれのせいですか？ ページ19
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(体が動かない。あれ？どして？)
数秒後、Aは今置かれている状況を理解した。
「んん……A、おはよ」
眠い目を擦りながら零が優しく微笑む。
昨晩、ついに二人は夜を共にした。
零は公務員のため、学生と付き合うのならけじめを付けようと今まで我慢していたが、
その我慢もようやく終わった。
「やっと、Aの可愛いトコ見れた」
零はAの身体に触れた。
「ちょっとどこ触ってんのぉ〜えっち〜！！」
「…へ？えっち？」
Aの声と口調が普段と違い過ぎて、思わず零は上擦った声を出してしまった。
「え？どうしたA？……もしかして昨日刺激強すぎた？」
「ちがーう！れーさん」
Aはベッドから身を乗り出して、ワイングラスを指さした。
「きのうれーさんとあれのんだでしょ、それからクラクラしちゃって、もう、だめなの」
Aは涙を溜めた大きな目で零を仰ぎみた。
「だめって……お酒飲めるって言ってなかったか？？」
「ビールはだいじょうぶだよ？」
「洋酒がだめなのか？」
「ようしゅ〜？なあにそれわかんない〜」
「ダメだこりゃ」
その時Aのスマホが点滅したので、少し見ると
『 言うの忘れてたけど、パツキン彼氏と盛り上がってもワインは飲んじゃだめだよ〜！！わかった？Aこの前ワイン飲んじゃって、もう大変だったんだからね？！Aは記憶無いだろうけどさぁ……』
というのが見えた。
「パツキン彼氏……って呼ばれてるのか……。
というより、ワインを飲んで大変？悪酔いするってことか？」
零はしばらくフリーズしてしまった。
不意に視線を感じ、Aの方を向くと、いきなり視界が狭まった。
「……ん…っはぁ」
吐息が重なる。
珍しくAが零の唇を奪ったのだ。
唇を離して、お互い見つめ合う。
「れーさん」
「A……」
零は内心パニックである。
(え、そういうことか？ワイン飲んで大変…？
大変ってこういうこと？普段より積極的になるってこと？…………は？ご褒美すぎるだろ)
「んねえ、れーさん」
「なに？A」
「アイスかってきて」
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皆さんお久しぶりです〜更新久々になってしまい申しわけありません！頑張りまっす！
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曇天に笑う - じゃあいいや誘わなかったら良かったですね！ (2019年5月19日 23時) (
レス) id: 96967fede0 (このIDを非表示/違反報告)
みずきち(プロフ) - 曇天に笑うさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！合作をしたことがなく、やってみたい気持ちは山々ですが、私生活が忙しくて、この作品でも精一杯なので、やったとしても迷惑をかけてしまうと思います。なので申し訳ないですが、今回はお断りさせていただきます。すみません (2019年5月12日 23時) (レス) id: 0505c061d5 (このIDを非表示/違反報告)
曇天に笑う - みずきちさん» よかったら合作しませんか? (2019年5月12日 17時) (レス) id: 96967fede0 (このIDを非表示/違反報告)
みずきち(プロフ) - えれちょむさん» えれちょむさん〜とっても嬉しいコメントありがとうございます！！ベルモットいいですよねえ！つい書いていて夢中になっちゃいます笑応援ありがとうございます！これからも頑張りますね！！ (2019年5月4日 21時) (レス) id: 0505c061d5 (このIDを非表示/違反報告)
えれちょむ(プロフ) - ピュアな感じで読んでて微笑ましいお話です、(なんか上から目線ですいません）ベルモットが個人的に好きで、出てきたことに興奮しておりますー！続きも気になります、更新頑張ってくださいね (2019年5月4日 17時) (レス) id: e7dac9cba1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みいみい | 作成日時：2019年5月1日 23時
