検索窓
今日:1 hit、昨日:9 hit、合計:1,815 hit

3.いざ出陣! ページ5

「うう…人…多すぎ………」

どうも、人がゴミのような状況下に置かれているAです。え、状況が分からない?まあざっくり言うと東京の人口の多さにびっくりしているのです。外にこんなに人がいるってやばくない?日本の首都すげぇよ。私、田舎出身だし引きこもりだから外にマジで耐性がないからもう倒れそうっす。

フラフラしながらも頑張って目的地を目指す。場所はレコーディング会社だ。昨日の生放送で言った通り今日はアルバムの打ち合わせと曲のレコーディングをしにきた。
打ち合わせは何とかなるけど、レコーディング出来るかな。歌いながらリバースとかやだな。一生もんのトラウマになるわ とか考えていたら目的地が見えてきた。

「こ、ここか…あ、着いたって連絡しないと…」

スマホを取り出してディレクターさんと連絡を取る。するとディレクターさんはすぐ迎えに来てくれた。

「如月さん こんにちは!私、如月さんのアルバムの件を担当させていただく、田中です。よろしくお願いします!」

「あ、ど、どうも如月です。こちらこそどうぞよろしくお願いします…」

眩しい爽やかすぎる笑顔を見せられ、自分のコミュ障度が改めてよく分かる。
そんなことを考えながらキョドっていると、『どうかしましたか?』と普通に心配してくれた。
やめろ!そんな純粋な目で私を見ないでくれ!



「では、この部屋でしばらくお待ちください。上司に色々確認することがありますので、終わり次第、戻ってきます」

「わかりました」

「中に資料がありますので読みたかったら読んでおいてください!」

「あ、はい…」

読みたかったらって何だよwとか思いながらドアを開けようとする。すると田中さんが思い出したように私に言った。

「あ、今日は人が多くて部屋が足りないので中にもう1人いらっしゃるかもしれませんが大丈夫ですか?」

「ええ、構いませんが」

「ありがとうございます!では」

お礼を言うと田中さんは行ってしまった。
誰かいるのかぁ。まあ多分喋らないし田中さんもすぐ戻ってくるだろう。
そう思ってドアを開ける。

中には1つの人影があった。


「あ、どうも同じ部屋のものですー。あなたもレコーディングですか?」

ニコニコしながら聞いてきた。


私はその人の質問に素直に答える。

「はい。あとディレクターさんと打ち合わせ…も…………え?」


「?」



私は言葉を失った。その人は私の様子を不思議そうに見ている。









「天月さん…ですか?」

4.ばったり→←2.*



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
4人がお気に入り
設定タグ:歌い手 , あほの坂田
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みずドラ | 作成日時:2018年6月16日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。