【炎炎ノ消防隊】彼女の心を溶かすため

新人大会 ページ8

森「消防官新人大会？」

桜「今年入隊した全ての部署のルーキーだけでその技能を競い合う大会が今度あるんだ。うちからは森羅とAと今日付けで入隊してくる新人が参加する予定だ」

森「今日？ 新隊員ですか？」
桜「そう！」

森「あの…大隊長、大会には俺たちルーキー以外来たりしますか？」

桜「ああ！ 俺も応援しに行くぞ！」


「「…」」

Aの頭にある人物が浮かぶ


桜「なんかお前ら同じこと考えてないか？」

A「いいえ」



茉「おいでプスプス」

「プスプス〜」
ア「わあ〜！」


ア「やっぱり茉希さんすごいです。自由自在に炎を扱って」
茉「そんなことないですよ。私は第二世代ですから」

茉「森羅のような第三世代と違って火を起こすのに着火剤が必要ですし」

「プス〜？」

火の玉はフヨフヨと浮いている


するとアイリスさんが手を伸ばす

A「アイリスさん」
茉「熱いですよ」


森「今日こそ決着つけてやるぜ」
ア「お前と俺の火力の違いを教えてやろう」

茉「っていうか誰？」

ア「俺の名はアーサー・ボイル。騎士王だ」

ア「あなたたちがこの城の姫君か？」
茉「えっ？ 姫？」

A「また変な先輩が増えた」

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