吉村さん家の恋愛事情 #発展編#

【賭けに出た女】Ｂペアの場合 ページ3

遅くなってすみませんんん！！！

どうかまだ見捨てないでくださいね･･･



Ｂペア：吉村五樹(Aの義兄です､優しいですが､時々毒舌です)と､彼に憧れる美少女､夜鷹さんの？？？なペア｡




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久しぶりの出番に興奮しているわけではない｡

でも､私､夜鷹美月にとって､これはかなり久々な登場｡


なぜか脇役みたいなギャグな感じで終わったけど､私はまだ五樹さんを諦めてなんかない！



ということで､今日は五樹さんの会社にこっそりやってきた｡




･･･え？ストー●ー？違う違う､これはあくまで"愛の形"なのよ！




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社員｢吉村ー飯どこする｣


よ･し･む･ら！！！来たアアアア！これ絶対五樹さんよね？
やばい､隠れとこ｡


五 ｢そうですねえ､昨日はサンドイッチでしたから･･･｣


やっばやっばやっばい｡
生五樹さんだ！かっこよすぎて死ねる！マジかっけえ！


茂みから飛びだそうとしたその時！



男A ｢あっれー君１人？｣

男B ｢かーわいいね｡どっか行かね？｣



出たー！ありがち展開｡おい駄作者､美女にはとりあえずこれやっとけって思っただろ､この野郎舐めやがって←



｢すみません､私急ぐので｣



男A ｢連れないなあー｣

男B ｢いいじゃんカフェだけ〜｣


うっせえ男AB､これ以上喋ったらこちとら余計にキャラ崩壊すんだよいい加減にしろや｡

そうだ！五樹さんなら､きっと助けて･･･


五 ｢今日はしょうが焼きでどうですか？｣

社 ｢いいな､行こう！｣



･･･｡



｢うおぉぉおぉおおぉい！！？？｣



マジか｡おい､少女漫画展開とちゃうんか｡この雑魚自分でどうにかしろってか｡めんどくせーなもう｡



男A ｢壁ドンとか好きぃ？｣

男B ｢マジィ？笑いくよー？せーの､壁｣



ズドォオォオオン｡



男A･B ｢｢･･･へ？｣｣


あほづら男め｡お前らはその他大勢やってろこんちくしょー｡
五樹さんの気を引く能力もねえお前らに用はねーんだよ｡


｢･･･おい｣


壁に置いた拳をゆっくりどかし､男共の顔の前で止める｡


男A･B ｢｢ひっ！｣｣




｢･･･お前らも､その壁見てえになりてーか？｣




その他大勢の方々は､大きく凹んだ壁を見ると､一目散に駆けていった｡


当然のことながら､既に五樹さんの姿はない｡


また失敗だ､もう｡




果たしてどこまで彼女は元ヤンを隠し通すことができるのか！


元ヤン美少女の奮闘は続く！！

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