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#A【恋敵】 ページ10

千尋side






最近、Aの周りにいる奴がうるさい。






朝 「せーんぱいっ。お昼食べましょう!」





「2年のクラスまで来るな!」







そう言いつつも、Aは苦笑している。



・・・気にいらねえ。






千 「・・・おい水島、あいつ誰だよ」





舞 「ん?・・・あぁ、Aの後輩でしょ」






後輩・・・なんだ、単純に懐かれてるだけか?




あいつ意外と面倒見いいし、慕われてるとか









舞 「付き合ってるらしいわ」







千 「───え?」









付き合っ、てる?





Aと、あの後輩が?








・・・なんでだよ。






恋、知らないんじゃなかったのかよ。







なんで・・・そこにいるのが、俺じゃないんだ。









水 「あっ、ちょっと・・・廣瀬!?・・・ったく、ガキかよ」








恋を知らないって、嘘だったのか。






俺じゃなくて、あいつならいいってことは、俺は・・・








気を、使われたのか?









千 「・・・っ、ふっざけんなよっ・・・」







これをどこにぶつけたらいいのか、分からない。








いつだって俺の恋は、一方通行だ。









舞 「あらやだ、お試しだって言うの忘れたわね。・・・まぁ、いいか」

#A【想ってる】→←#A【後輩】



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作者名:あかり | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年8月30日 15時

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