新体制レッスン初日 3 ページ8
side 向井康二
「じゃあそれで宜しく」
A「分かりました
また詳細は連絡しますね」
今日のレッスンという名の選曲会議も終わってそれぞれが帰る支度をする中、俺はAにある約束を取り付けた
忙しいAはそのまま進藤さんの所へ向かってクリパのことで話し合いを始めていて
その姿を見ながら欠伸を一つする
昨日、正直寝られへんかった
1人になるにつれてAに言われたSnowManの話の実感が湧いてきて
それと同時に不安が一気に押し寄せてきた
まだ紫耀と廉が関西にいて、俺らが一緒に活動しててデビュー有力候補なんて言われたあの時
急にその2人が東京に進出したり柊真が退所したりする度にあの6人が良かったと言われたり
2人のデビューが決まった時もキンプリよりなにきんやとTwitterが大炎上してたり
そんな経験を間近で見てきたからこそ、SnowManに入ることは怖かった
SnowManのファンの方には嫌がれることぐらい分かってた
それに自ら飛び込むのは大分勇気がいる
けどもう飛び込むしかないってことぐらい分かってた
きっと関西Jrに居たってもうグループには入られへん
デビューの道は絶望的
でもSnowManに入ったら？
もう既に関東Jrの中でもトップの方にいるSnowMan
そこに入ればチャンスは一気に増える
関西にいるなにわ男子よりもテレビの露出だって多い
だからもうこれは挑むしかないんや
そう決意して俺は龍太君の元へ向かった
「龍太君」
龍太「…なに」
昨日の今日ってこともあって気まずそうな龍太君
「ご飯食べに行こう
話したいことがある」
迷いのない瞳で龍太君を見つめれば、俺の気持ちを察してくれたのか、分かったと言って了承してくれた
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さくらんぼ(プロフ) - 更新される度わくわくしながら読ませて頂いてます！蒼いシリーズ以外でこんなにも引き込まれる作品に出会ったことがないです！更新大変だとは思いますが頑張ってください！！ (2019年8月20日 0時) (
レス) id: e33cf7e328 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚月
| 作成日時：2019年7月28日 1時
